昨年のひとり旅から1年も経っていないのに、すっかりスイスに魅入られてしまった。そして、今年もまたスイスに
出かける事に・・・
そして今回は、同期入社のN君も同行する事になった。彼もやはり、小学生時代にスイスに憧れた少年だったのだ♪
今年は、初夏・・・緑溢れる山々や、アルムが待っているはずのアルプスへ♪
残念ながら天候には恵まれなかったが、過去2回の晩秋と違った、スイスの魅力を感じた旅でもあった♪
7月 3日(木):曇り
●今回のフライトは、20:55発のサベナ・ベルギー航空。
チケットだけはツァー扱いのため、TCAT(東京シティ・エア・ターミナル)集合。行きのボーディングパスと
帰国便のバウチャーを受け取る。
●同行者がいると時間の経つのは早い。やがてボーディング、サベナ・ベルギー航空(SN)262便は20:55
定刻にアンカレッジに向けて飛び立つ。
約6時間のフライト・・・アンカレッジにて90分のトランジット後、ブリュッセルに向けて再び飛び立つ。
7月 4日(金):雨
■雨の中、6:40・・・ほぼ定刻に“ブリュッセル空港”到着し入国審査も問題なくクリヤー♪
バスで中央駅へ。今日はこのまま列車でスイス、バーゼルまで移動。バーゼル着15時頃なので、成田からは何と
28時間かかる事になる。当時はまだ20代(笑)若かった♪
■ブリュッセル中央駅発、バーゼル行きの急行・391列車は、8:15定刻にホームを離れる。
ルクセンブルグで方向を変え、フランスに入り、ストラスブールを経由し、雨の中をひたすらスイスに向かう。
晴れていれば豊かな田園や、古い街並みを楽しめるのだろうが、視界はきかない。夜行列車と同じである (ToT)
■定刻より少し遅れて15時、バーゼル中央駅に到着。
ホテル・ジュラ(ユラ)は駅前の居心地の良いホテルである。昨年も到着日にお世話になっている♪
若いとは言え、丸一日以上の移動、おまけに時差7時間。疲れていたのだろう、番ご飯もそこそこに、シャワーを
浴びて、さっさと寝てしまう(苦笑)
7月 5日(土):雨ときどき曇り
◆目が覚める。いつもと違う朝に、旅先にいる事を実感する。
レストランでN君と朝食。コンチネンタル式で、ジュースにパンとコーヒーだけだが、スイスの朝食は美味しい♪
それにしても、今朝も雨だ。爽やかな青空をイメージして来たに違いないN君に申し訳ないが、こればかりはどう
しようもないのだが m(__)m
◆8時過ぎ、バーゼル中央駅でスイス・ホリデー・カードの使用開始手続き後、出発・・・ルツェルンに向かう。
1時間ほどでルツェルンに到着♪ 少し雨足が弱くなった様だ。
有名なカペル橋や旧市街を歩いてみる。きれいな街だ (^^) 次は、ゆっくり歩いてみよう♪
◆ルツェルンから、インターラーケン・オスト行きに・・・山岳ルートを取るので、アプト式の所もある。
いかにもスイスと言った風景が展開するはずなのだが、雨模様。それでも、水蒸気が上昇気流に乗って湧き上がる
のは美しい。ヨーロッパの景色を水墨画で描いた様な。それも良いではないか♪
◆インターラーケン・オストからベルナーオーバーラント鉄道(BOB)でラウターブルンネンへ。
落差300m、シュタウプバッハの滝が見えると、N君が「あっ」と声を上げる。僕も初めての時はそうだった!
ミューレンに向かう、BLM(ミューレン・ラウターブルンネン鉄道)のケーブルカーで登る間に、ユングフラウ、
メンヒ、アイガーが次々に巨大な姿を現すのをN君に観て欲しかったが、この天気ではどうしようもない (>_<)
グルシュアルプで単行の登山電車に乗り換える。視界は良くないが、リッチュネンの谷の深さ、それを挟んで見る
ユングフラウ(4,158m)の迫力は十分に感じられる。やはり来て良かったと思う。
ミューレン(1,645m)に到着。シルトホルン(2,971m)の肩に縋り付く様なこの村・・・僕は勝手に
『アルプスの宝石』と呼んでいる。
◆手紙で予約しておいた『ホテル・アルピナ』はリッチュネンの谷にせり出す様に作られた、小さなホテル♪
木々の間を通して、300m下方はリッチュネンの谷底、ユングフラウに積った雪が崩れた雪崩の跡も見える。
雨が降りしきる生憎の天気だが、アルプスの迫力と美しさ、共に十分に感じられる。
◆7月は、陽が長いので、ミューレンの周辺をトレッキングする時間もあるのだが、この雨ではどうしようもない!
早めにDinnerを頂き、早々とBEDに着く☆
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