1981年5月、スイス&ドイツ&デンマーク欧州縦断の旅

前年は、お天気に恵まれず、少しもやもや感の残る旅だった。そのせいもあって、今年もまたヨーロッパを目指す♪
実は、1月ころは、ニュージーランドに行こうかと思っていたのだが、昨年の“もやもや”感を吹き飛ばしたいのと
「ヨーロッパに行きたい」と、知合いのKさんに言われて、再び(四たび)の欧州紀行となったのである。
前年は、同期入社のN君と一緒だったので、2年続けての同行者ありだが・・・ただ、今年はスイスでの5日間のみ
一緒。その後はお互い行きたい所が違うので、バーゼルで別れて、最終日にコペンハーゲンで落ち合う事になった♪
ちょっと心配だが・・・


5月29日(金):晴 ●午後、半日休暇を取り、一旦帰宅・・・夕方、家を出て、スカイライナーで成田空港へ!  無事にKさんと落ち合い、スカンジナビア航空のカウンターで、チェックイン。出発までの2時間をおしゃべりで  過ごす。同行者がいると、時間の経つのが早い (^^) ●スカンジナビア航空(SAS)SK980便、アンカレッジ経由コペンハーゲン行きである♪  アンカレッジ経由の日本<−>欧州は、このスカンジナビア航空が1958年に開拓したルート。わくわくする♪  21:30テイク・オフ! 機材はDC−10、3年連続、DC−10でのポーラールートだ! ●アンカレッジまでの6時間、CAの方も気さくで親切♪ 70分のトランジット後、コペンハーゲンに向け出発!  北極点を通過する頃、機長のサイン入りの「北極点通過証明書」を戴いた♪ 今では絶対に手に入れられない。


5月30日(:晴 ■午前6時。予定より少し早く、コペンハーゲン・カストロップ空港到着。落ち着いた雰囲気の空港である。  乗継の601便チューリッヒ行きは、9:30発。出発までのんびり過ごす。一人だったら退屈だろうなと思う! ■SK601は定刻11:10にチューリッヒ空港に到着。今日は一気にツェルマットまで行ってしまおうと思う♪  途中、ベルンで寄り道も出来そうだ (^^)V ■Kさんは、以前、ツァーで来た時にジュネーブからシャモニー・モンブランに行った事があるそうだが、スイスは  初めてに等しい。「楽しみにしていたんですよね♪」と言われると嬉しいし、プレッシャーも感じる(笑)  チューリッヒ空港駅11:48発で一気にベルンへ! 13:54にベルン到着。ブリーグ行きは、14:40発  なので、市内を少し歩く。ラウバン(アーケード)、牢獄等、大寺院、そして有名な時計塔。良い街だ (^^) ■ブリーグ行きは、シュピーツを過ぎると、本格的な山岳地帯に入る。「はっ」とする様な、高山や断崖も見える♪  SBB(スイス連邦鉄道)の列車は快調に走り続け、定刻16:19、ブリーグに到着。ここは、シンプロン峠の  スイス側・・・つまり、ほんの少し南下すれば、イタリアである。 ■ツェルマット行きのBVZ鉄道は、16:56発。Vispからは、本格的なアプト式山岳鉄道となって、高度を  稼いで行く・・・ヴィスプ川に沿って、断崖の上に敷かれた線路を走るBVZ鉄道。その先にあるものへの期待に  胸が躍る♪ Kさんも食い入る様に見つめている。 ■そして、ターシュの駅を過ぎ、いくつかのカーブを曲った瞬間・・・何の前触れもなく、マッターホルンが視界に  飛び込んで来る! 息を飲む瞬間である。  18:31、ツェルマット着・・・この時期、まだ日は長い。ホテルは、昨年も泊った、ホテル・ドームへ♪  予約はしていなかったが、この時期は大丈夫なはず。レセプションの女性が覚えていてくれた。嬉しい (^^) ■マッターホルンが見える最高の部屋をアサインしてくれた。今日は、ここから見ているだけで十分♪  日本から、29時間・・・晩ご飯もたっぷり食べ、でもベッドに入ると、あっと言う間に夢の中☆♪


  
北極点通過証明書(5月29日)
  
ベルンの時計台(5月30日)


5月31日(:快晴 ◆早朝5時過ぎ、目が覚める。カーテンを開くと、まだ薄暗いが、マッターホルンがきれいに見える♪  これから、朝日がマッターホルンを照らす、朝焼けのショーが始まる。灰色の東壁・・・山頂近くを朝日が照らし  始め、やがて東壁が茜色に染まる。そしてマッターホルン全体がオレンジ色に輝く。15分間、言葉も出ないほど  感動的な時間だった。Kさんも感動していた (*^^*) ◆スイスの朝ごはんはおいしい。コンチネンタル・ブレックファストだが、景色、空気も味わいながら♪  今日は、スンネガにケーブルで登り、ライゼー〜フィンデルンのルートでハイキング・・・マッターホルンが最も  美しい角度で見えるコースである。 ◆ツェルマットの町外れから出る、地下ケーブルで10分ほど。標高2,290m、空気がひんやりしている。  ここから見る、マッターホルンは本当に美しい♪ モンテローザは見えないが、ワイスホルン(4,505m)を  盟主とする、ワイスホルン山群の迫力は凄まじい。  しばらく眺望を楽しんだ後、山の湖「ライゼー」まで下る。逆さに映るマッターホルンがきれい・・・  更に、30分ほど下ると「フィンデルン」の村に着く。古くて素朴・・・「ねずみ返し」のある牧畜小屋。そして  彼方にはマッターホルンの姿♪「スイスに来て良かった」と心から思う瞬間 (^^) ◆ヴィンケルマッテンまで下ると、ツェルマットはもうすぐそこだ。  小さなレストランで昼食後、ツムットの村に上る。  1時間も上ると、樹木の丈も低くなって来る。そして左方向に、マッターホルンの北壁が・・・せむしの様に張り  出して、恐怖感を覚える。こんな所を登った人間がいるのか!!? ◆一日歩き回ったせいか、Dinnerの後、シャワーを浴びたら睡魔に負けて夢の中へ・・・おやすみなさい☆ミ


  
ライゼーに写るワイスホルン(5月31日)
  
フィンデルンとマッターホルン(5月31日)


6月1日(月):快晴 ▲スイスの朝ごはん・・・パン、オレンジ・ジュース、コーヒーのコンチネンタル方式だが、おいしい♪  今日は、僕をスイスの虜にした、アルプスの宝石『ミューレン』に移動、一泊の予定である。昨年泊った『ホテル  アルピナ』は、まだオフシーズンでクローズしているので“アルペンルーエ”に宿泊の予定。ここも期待である♪ ▲10:14ツェルマット発の『氷河特急』でブリーグへ・・・ランチのサンドイッチ等を買い込み、12:03発  インターシティでシュピーツへ。更にインターラーケン・オスト行きに乗換え、インターラーケン・オストからは  BOB(ベルナーオーバーラント鉄道)でいよいよベルナー・アルプスの懐へと入って行く。 ▲14:16、ラウターブルンネンに到着! 落差300mのシュタウプバッハの滝が迎えてくれる♪ 何度見ても  素晴らしい。滝をゆっくり見るのは明日にして、BLM鉄道でミューレンに向う。  ラウターブルンネンから、乗換駅のグリュッチアルプまでのケーブルカーが高度を上げるにつれ、ユングフラウの  全容、メンヒ(4,099m)そしてアイガー(3,971m)が次々と巨大な姿を現わす。  何度見ても、感動的である。Kさんも息を飲んで見つめている。連れて来て、良かった♪ (^^) ▲ミューレンまでは単行の登山電車。左窓いっぱいに、ユングフラウ(4,158m)の巨大な姿が・・・下方には  リッチュネンの谷。14:52、ミューレン到着♪  ミューレンは、本当に素晴らしい所である。シルトホルン(2,971m)の肩にすがり付く様に家が建てられて  いる。ホテル・アルペンルーエも、そんな建物のひとつだった。所が、何と、ダブルの部屋をアサインされそうに  なる・・・何とか変更してもらったが、当時の僕の英語力では・・・(*^^*) ▲チェックインも無事に終わり、ミューレンの周辺を歩き回る。少し高みに上ると、ミューレンの村並みの向こうに  アイガーの姿、リッチュネンの谷を取り囲む、ベルナーオーバーラントの山々。谷の最奥にはブライトホルンが!  明日も良いお天気になりそうだ。晩ご飯もおいしくいただく♪  夜☆Kさんと降り注ぐ満点の星を見ていたら、思わず目頭が熱くなる。大げさでなく、生きている喜びを感じる☆


6月2日(火):快晴 ▼今朝もお腹いっぱい、朝ごはんをいただく。  快晴だ。今日は、グリンデルワルドに出て、高山植物の宝庫、フィンクステク(1,391m)に登る事にする♪  ミューレンから来たルートを戻る。ラウターブルンネンで、シュタウプバッハの滝と改めて対面する。300mと  落差が余りにありすぎて、下に到達する前に、水は霧になってしまう・・・なので滝壺はない。 ▼ラウターブルンネンから、BOB鉄道でツバイリッチュネンに戻り、グリンデルワルド方面への電車に乗換える!  グリンデルワルドは、ラウターブルンネンやミューレンと違い、開発の手がかなり入っている。チューリッヒ等の  都会の一部を切り取った様な趣である。  それでも、フィンクステク行きロープウェー駅の辺りは、郊外にあるので、昔の雰囲気が残っている様だ。 ▼約5分の空中散歩♪ フィンクステクには色々な花が咲き乱れている・・・僕が分るのは『タンポポ』くらいだが  正に『高山植物の宝庫』と言った感じである。  直下に見下ろす、グリンデルワルドの街並(1,034m)、ヴェッターホルン(3,710m)の優雅な姿♪  そして、アイガー北壁・・・その素晴らしいシーンに時間の経つのを忘れる。 ▼昼過ぎ、フィンクステクから下りて、簡単にランチ。  さて、いよいよアルプスとお別れである (;o:)  Kさんとも別れて、僕は今夜はバーゼルに泊って、ドイツへ・・・Kさんはフランスから、それぞれデンマークを  目指す。コペンハーゲンでの再会を約束する。ちょっぴり心配 (^^)/^ ▼14:09、グリンデルワルド発の電車で40分後にインターラーケン・オスト着。15:17発のバーゼル行き  急行列車に乗り継ぐ! バーゼルには定刻17:55到着。  もうお馴染みになった、駅前のホテル・ジュラ(Jura)に旅装を解く。ここには3年連続での宿泊だ☆  晩ご飯は、駅近くのレストランで軽く済ませる。一人だと落ち着かない。さっさと寝てしまおう(苦笑)☆


  
ミューレンとアイガー(6月1日)
  
ヴェッターホルン(6月2日)


6月3日(水):うす曇り ●ホテル・ジュラのパンはおいしい♪ 2年前に泊った時に「こんなおいしいパン、食べた事ない!」と思った。  今日は、スイスとお別れ・・・バーゼルから、ドイツに入り、憧れの街のひとつ『ハイデルベルグ』へ。それから  夜行列車で、明朝、北ドイツのハンブルグ、そして古都リューベックを経由し、デンマーク=コペンハーゲンまで  北上する予定である。 ●バーゼル中央駅で、ハイデルベルグ経由、コペンハーゲンまでの切符を買う。172フラン=当時のレートで、約  2万2千円・・・最近なら、格安の飛行機を使えば、お釣りが来るだろう(苦笑)  バーゼル中央駅、8:17発の急行列車でカールスルーエ乗換え、11:24にハイデルベルグ中央駅に到着。  残念な事に、車窓の印象が余り残っていない。スイスの車窓に比べて、変化に乏しいのだ。 ●ハイデルベルグ中央駅は、街の外れにある。旧市街,切ない恋愛物語『アルト・ハイデルベルグ』の舞台になった  大学、古い城などは、市電かタクシー利用となる。迷わず、タクシーに乗る。 ●しっとりした、素敵な街である。Kさんも来れば良かったのに、と思いながら、有名な、カール・テオドール橋を  渡り、旧市街が見渡せる高台に上る。  ネッカー河のたおやかな流れ、レンガ色の屋根、ハイデルベルグ城・・・ロマンチックな想いが心に沸いて来る!  『アルト・ハイデルベルグ』の物語を読んではいないのだが、きっと哀しい恋物語なのだろうと勝手に想像する!  ハイデルベルグ城の城壁から見る街並も素敵だった。ヨーロッパの古都は、見る角度や高さによって、その表情が  驚くほど異なる。  ビスマルク広場の喧騒、そしてネッカー河畔に遊ぶ家族連れ。それでもハイデルベルグでは、静かに時が流れる♪ ●ハイデルベルグで夜まで過ごし、20:58発の夜行列車にてハンブルグに向うつもりであったが、一向に列車が  来ない。結局45分遅れの21:43にやっと到着。もちろん乗り込む。  コンパートメント形式で、空いている。6人の一部屋を独占する。列車の振動に身を委ねながら、比較的ゆったり  眠りに付く☆


6月4日(木):うす曇り ■約50分遅れで、ハンブルグ中央駅到着。7:00発のインターシティ『コペンハーゲン・エクスプレス』に乗り  継がねばならない。乗換え時間は10分以上で問題ないが、実は、ハンブルグか、リューベックで、少し観光でも  しようかと思っていたのだ。特にリューベックは、林立する教会の尖塔が印象的な古都・・・しかし、1時間近く  遅れたため、それも不可能になってしまった。泣く泣く、コペンハーゲン・エクスプレスに乗り込む! ■6人乗りのコンパートメントには、僕と、出張でハンブルグに来ていたと言う、デンマーク人のエンジニアの方の  二人。僕もエレクトロニクス関係のエンジニアなので、技術者同士、すぐに打ち解ける。 ■若干の遅れで、ハンブルグを出発したコペンハーゲン・エクスプレスは、北ドイツの平野を快走する。  凡そ40分で、リューベックに到着! 市街地に入る頃から、おびただしい(は、少し大げさだが)塔が見える!  列車を降りたい衝動に駆られるが、当時は、海外にいる時に、それほどの気持に余裕を持っていなかった。それに  リューベックの雰囲気は、十分に味わった。このまま、コペンハーゲンに急ごう!♪ ■国境駅、プットガルテンには9時に到着。ほぼ定刻。簡単な入国審査。列車は、デンマーク側の国境駅、ロドビー  (Rodby)まで、フェリーに積まれる。乗ったままでOKである♪ 約1時間の船旅・・・船上に!♪  ブランチをオーダーする。クロックムッシュの様なパンとコーヒー♪ おいしい (^^) ■ロドビーから、再び地上をコペンハーゲンに向って快走する。長大な鉄橋、湿田・・・小さな、いくつかの町々を  抜けて、約2時間後の12:15・・・ほんの数分の遅れで、コペンハーゲン中央駅に滑り込む。  同室だった、デンマーク人の方と握手して別れ、威風堂々とした駅の構内を観光案内所に急ぐ。  案内所はすぐに見つかった。短い列が出来ていたが、ほどなく僕の番♪ ホテルの手配をお願いする。Kさんには  『シェランディア』に泊ると話してあったので、事情を話すと、直ぐに手配してくれた。  笑顔で、予約カードを渡してくれた。海外でのこういった対応は、本当に嬉しい (^^) ■ホテル・シェランディアは、伝統ありそうなホテル。設備は古いが、落ち着く。ここに2泊・・・チェックイン後  市内巡りに♪ 主な見所は、明日ゆっくり回るとして、今日は駅周辺だけ (^^)  ヨーロッパのターミナル駅は、威風堂々としている。コペンハーゲン中央駅も重厚で伝統を感じさせる。市庁舎も  日本で見る様な機能性よりも「都市のシンボル性」を重視している様だ。 ■晩ご飯は、駅構内のレストランがおいしいとのホテルのレセプションからの情報だったので、そこに行く。  もちろん「オープンサンドイッチ」である♪ サンドイッチのイメージからは程遠い、ちゃんとしたディナーだ♪  たくさんのシーフードが、薄切りのパンの上にたっぷり乗っている。ビールもおいしい (^^)V ■夜☆ ホテルで知合ったドイツの方と、バーラウンジで話をする。僕の拙い英語でも、気持は通じる♪  ふと気付くと、11時を回っている。でも外は明るい。緯度からして、ほとんど白夜に近い☆ 寝付かれない


  
ハイデルベルグの旧市街を見下ろす(6月3日)
  
カール・テオドール橋と古城(6月3日)


6月5日(金):うす曇り ◆今日はコペンハーゲンの街を歩こうと思う。小学生のころ読んだ、アンデルセンの童話を思い出しながら。  市庁舎前広場の脇にある、アンデルセン像を見つめる。少し寂しい表情が意外だった。 ◆コペンハーゲンのシンボルの一つでもある『チボリ』公園は、花に囲まれ、落ち着いた雰囲気。誰もが落ち着いた  時間を過ごせる様な空気が流れている♪ カフェでお茶を飲んだりしながら、1時間ほど過ごす。 ◆ストロイエ通りを抜け、クリスチャンボリ宮殿へ。現在は国会議事堂、博物館、王立図書館として使われている♪  かつては、王宮として、華やかな舞踏会などが開かれたのだろう。そんな面影が見える♪  そして、コブマゲール通りを抜け、ローゼンボル宮殿へ・・・公園の中、ルネッサンス様式の美しい宮殿だった♪  更に、ゴザース通りからブリード通りへ入ると、アマリエンボール宮殿だ。今でも、デンマーク国王が住んでいる  ロココ様式の美しい建物である。  本当にコペンハーゲンには、御伽噺に出て来そうな建物が多い! ◆アマリエンボール宮殿から、運河沿いの路を、城郭に向う。この城郭は、5角形をしていて、構造は日本の函館の  五稜郭に似ているらしいが、僕は当時、五稜郭に行った事はなかった。  この城郭の近く、海辺にあるのが『人魚姫』の像・・・哀しげにうつむいた姿に心が揺さぶられる。  数々のお伽噺の舞台を巡り、人魚姫の像にたどり着いた時、思い出した数々のアンデルセンの童話。哀しい結末の  物語しか思い出せない。哀しい結末ほど、心をかき乱し、そしていつまでも記憶に残り続ける! ◆夢中で、歩き回ったせいか、ランチ抜きの状態だった、もう午後のTea−Timeも過ぎている。簡単にお昼を  済ませ、ホテルに戻る・・・そう、夕方、Kさんと合流の予定♪ ◆夕方遅く、ホテルでKさんと再会♪ 昼前にコペンハーゲン到着。市内観光していたとの事。安心する♪  早速、Dinnerを食べに、中央駅構内、昨夜とは別のレストランに♪  スイスで別れてからのルートをお互いに自慢し合う(笑) ◆最後の夜は暮れない・・・時期が少し早く、コペンハーゲンの場合は、北欧でも南側に位置するため、1〜3時に  かけて、暗くはなる。それでも、白夜の雰囲気も十分に感じられた。


  
チボリ公園(6月5日)
  
人魚姫の像(6月5日)


6月6日(:うす曇 ▲白夜に近い夜だったせいか、眠りに付いたのが遅かった。そのためか、朝寝坊・・・と言っても8時にはBEDを  出て身支度。朝食は、コンチネンタルではなく、英国スタイルに近く、ベーコンや卵料理をいただく♪ ▲10時過ぎにチェックアウト。フライトは、午後3時過ぎなので、コペンハーゲン駅周辺をもう一度歩いてみる♪  今回は、余り写真は撮っていない。自分の瞼や心のフィルムに写す様な気持で、目を閉じたり開いたりする。  愛読書、新田次郎さんの『アルプスの谷アルプスの村』にもそんな行があった (^^;  Kさんも、デンマークが好きになったかな(笑)?。 ▲お昼過ぎ、駅に隣接するバスターミナルから、リムジンバスでカストロップ空港へ・・・コペンハーゲンの街並を  もう一度心に焼き付ける。 ▲空港で、買い物したり、Kさんと楽しくおしゃべり♪  チェックインも無事に済み、15:20定刻に、スカンジナビア航空989便はアンカレッジに向って離陸!  ヨーロッパを離れるのが寂しい。いつか『ヨーロッパで生活したい!』と思いながら・・・


6月7日(:晴 ▼アンカレッジにてトランジット・・・そして、7日午後3時、定刻より若干早く、無事に成田到着。帰路に着く!


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