若草色に染まる5月のスイス。アルムも緑にあふれて、美しい花々が咲き誇り自然の生命力を感じます。
この時期、是非訪れたい所・・・“グラウビュンデン州・マイエンフェルト”。誰もが知る「ハイジの故郷」です♪
マイエンフェルト・・・観光スポットとして、余りに有名になり過ぎた気もします。それでも郊外に出て、少しだけ
高度を上げると昔のスイスを彷彿とさせるシーンが展開します。
ハイジやペーターが笑いながら走り回っている様な、そんな感じがぴったりです。
更に、アジアの公園都市・シンガポールも訪れると言う“大胆で絶妙な旅のPLAN”でした。
そして今回は『スイスが憧れ♪』と言うKさんも同行。今までとはまた“違った旅”が期待出来そうです (^^)
5月23日(土):晴れ
●今回はンガポール航空である。チューリッヒまでは、約27時間・・・しかし、地上移動なしにチューリッヒに
入れるので、スイス入国までの所要時間は、今までと変わらない。
スカイライナーで成田空港へ・・・SQ005は13:15発。チェックイン、出国検査も無事にクリヤー♪
シンガポールまで6時間半のフライト。チャンギ空港は到る所に花が飾られ、南国の装いだ。
●2時間のトランジット、SQ036は、定刻22:00離陸。モルジブ、ドバイを経由、チューリッヒを目指す♪
僕は大半を寝て過ごした気がするが、Kさんはスイスに行ける興奮で余り寝付かれなかったらしい。大丈夫かな?
5月24日(日):晴れ
■朝9:00、ほぼ定刻に、チューリッヒ・クローテン空港に到着♪
形だけの入国審査、空港地下にあるSBB(スイス連邦鉄道)の空港駅で、スイス・パスの使用開始手続き。先ず
チューリッヒ中央駅を目指す・・・15分で到着。
■今日は“ハイジの故郷”、マイエンフェルトを訪れた後、ライン川(ボーダーライン)に沿って、ディセンティス
ミュンスターまで移動、一泊。飛行機での長旅の後で大変だが、一気に山奥まで行きたい。
■チューリッヒを出発した、クール(Chur)行きのインターシティは、チューリッヒ湖の西岸を南下。30分も
走ると、山々がぐっと近く、また小さな湖が連続する。そして1時間ほどでザルガンスに到着。ここで各駅停車に
乗り換えて、15分・・・“ハイジの故郷”、マイエンフェルトだ。
各停しか停まらない小さな駅。数軒の小さなホテルとレストラン。これだけ有名になった街なのに意外だ!
■ハイジの物語は架空の話だが、曲りくねった道路やブドウ畑、若草色の木々を見ていると、木陰からハイジが顔を
出しそうな気がする♪ (^^)
■ハイジの泉まで歩いて、更にトレッキングもしたいが、疲労や明日以降も考え、早めにディセンティスに入ろう!
クールまで、SBBの列車で移動し、RhB(ライヒェナウ)鉄道に乗り換える。ディセンティス・ミュンスター
まで、ライン川に沿って登り続ける。高度を上げるに連れ、川幅は狭まり、逆に流れは激しくなる。
列車が河岸段丘の上に敷かれている場所では『あっ』と驚く様な、遥か下方に流れが見える。
■ディセンティスは、修道院を中心に発展した、静かで小さなリゾートだ。
FAXで予約しておいた“ホテル・ラ・クカグナ”も、落ち着いた雰囲気だった。
チェックイン後、周辺を歩いてみる。名前は知らないが、黄色の花が咲き乱れている。その美しさに立ち止まる♪
■南回りのフライト、更にチューリッヒからディセンティスまでの移動。さすがに疲れた、夕食も適当にBEDへ☆
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