スイス、チューリッヒで行われるいくつかの会議に出席する事になりました。
事業部の世界各国サイトから責任者が集まる大規模な会議から、個別の項目に関わる重要なものまで、ほぼ2週間に
渡って行われるものです。出張は多少の憂鬱が付きまとうが、今回は気分もかなり高揚している。ヨーロッパだから
なのかも知れないし、自分の専門分野の会議ばかりだからなのかも知れないが(笑)
日本はゴールデンウィークに突入・・・スイスでもメーデーや地域独自の祭日もあり、ほんの少しでしたが、週末の
エクスカージョンが楽しめました (^^)
4月27日(土):晴れ
●明日(28日)の夕方6時に最初の会議がスタートなので、今日中にチューリッヒ入りしなければならない。
成田エクスプレスで成田空港へ・・・日本航空(JAL)451便は、10:30発。セキュリティ・チェックと
出国検査は(当然)何事もなく通過、お世話になった人達にお土産を買って、ラウンジへと急ぐ♪
●1時間遅れ、11:30出発。B777−200ER、B747に乗り慣れた目には小さく見えるが、広さはほぼ
同じ。しかし、シートは最新のシェル・フラットではなく、通常のビジネスクラスのものだった。残念 (>_<)
チューリッヒ=クローテン空港には、定刻に到着。形だけのイミグレーション、パスポートを開きさえしない。
空港地下駅から、一旦チューリッヒ中央駅に出て、クール行きの急行に乗換え・・・約30分で、プフィコンだ♪
●ゼーダム・プラザ・ホテルは大きな会議場を併設した、ハイ・グレードなホテル。ここに4泊する♪
部屋もゆったりして、居心地は良い♪ 荷物を置いてロビーに下りると、台湾から来たJ氏にばったり会った。
一緒に「晩ご飯を」と言う事になり、プフィコンの街に繰り出したが、レストランが余り見当たらない。
ホテルに戻り、イタリア料理のレストランに。プリモ(パスタ)もセコント(ミラノ風カツレツ・・・と思う)も
美味しかった。値段もまぁまぁ (^^)
4月28日(日):晴れのち曇り
◆今日の夕方6時から30日まで、みっちり会議だ。
夕方まで時間があるので、りギ=Rigi山(1,797m)に登ろうかと思う。登山電車で・・・だが。
朝食もそこそこに、プフィコン駅からアルト・ゴルダウに向かう。
実は、15日間有効のスイスパスを購入してあった。勿論自腹だが(笑)。但し今回は仕事だし、その都度切符を
買った方が安上がりだろうが、煩わしさ対策,乗り換えの微妙なタイミングでは、スイスパスは魅力的である。
◆緩やかな山岳地帯を走る。新緑が眩しい。走る事40分、アルト・ゴルダウに到着・・・駅前から出る、ブルーの
車体が鮮やかなアルト・リギ登山鉄道に乗り込む♪
出発前に、山頂から反対のルツェルンに出る方法など、車掌が色々と説明してくれる。英語なので助かる (^^)
◆車内で、日本人のご夫婦と一緒になった。2人共、スイスは小さいころからの憧れだったとの事。心からスイスの
旅を楽しんでいるのが、僕も嬉しかった。
僕は、仕事も含めると15回ほどになるが、初めのころの気持ちを忘れている事に気付く。反省しなくては!
◆リギ・クルムまでは8Km余り、高度を上げるにつれて、展望が開ける。アルプスの峰々が、遠く美しくそびえて
いる。感動的なシーンに鼓動が高まる!!
360度のパノラマだ。足下には、フィアー・ヴァルト・シュテッター(ルツェルン)湖♪
南東から南西にかけて“グリゾン州・ベルニナ山塊”の一部,中部(グラーナ&レポンティーノ)アルプス,更に
ベルナー・オーバーラントへと続く山々♪ ヴァリスの山々も頭が見えているはずだ。
◆長い間、リギがアルプスを眺める“最高の展望台”と言われ続けている訳が分る気がする♪
どのくらいの時間、アルプスの眺望を楽しんでいただろう・・・南の空に現れた雲の塊が、見る見るうちに面積を
広げ、空を覆って来た。時間も午後2時を回ったし、夕方からは会議が始まる。そろそろ戻らなければ。後ろ髪を
引かれる思いで、アルト・ゴルダウまで戻りる。 プフィコンには4時に到着!
◆今夜は、バッフェ・スタイルのDinner Meeting♪
台湾のJ氏、ハンブルグからA氏、スタンブルグからW氏、チューリッヒからはJ氏&U氏、アイントホーフェン
からL氏・・・久しぶりに顔を合わせる同僚、BOSSも多い。仕事とは言っても、話していると楽しい♪
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