★2月26日(土):曇り時々みぞれ
たっぷりの朝食後、今日は憧れのスタジアムの一つ、バーミンガムの“ヴィラ・パーク”まで出かける♪
“アストン・ヴィラvsエバートン”は午後3時キックオフ!!
ユーストン駅、11時発のヴァージン・トレインの特急でバーミンガムへ...往復£35−ほどだから、意外に
安い。昼食のサンドイッチも、まぁまぁ美味しかった(去年のは不味かった:笑)♪
午後1時にバーミンガム着。ここからローカル線に乗換え、二つ目のアストン駅が最寄り駅だが、まだ時間がある
ので、バーミンガム・ニュー・ストリート駅前のショッピング・センターのスポーツ用品店に行く。
安い...プレミアシップのチームのレプリカ(公認)が、£10−である。Saleのものには、£5.5−の
値札も見える!
アストン駅からは徒歩10分ほどでヴィラ・パークだ。先ずはショップで買い物してから、スタンドに入る。席は
1階のホーム側のゴール裏。いわゆるサポーター席!
午後3時、定刻にキックオフ。
スピードに乗って、縦横にパスをつなげるエバートンが主導権を握る。時折ヴィラがペースを掴みかけるが、中盤
からのプレスと鋭い読みのパスカットで、エバートンはそれを許さない。
17分、サイドからの突破から、エバートンの“オスマン”がゴールに流し込む...それでもヴィラは、何とか
この1点に堪えて、後半へ...そして後半開始直後、一瞬のマークのズレをを付いて“ソラノ”が同点ゴール!
スタジアムが大歓声に包まれる。
所が、その2分後、全くプレスの効いていないDFの間を通されたパスに“キャイル”が合わせて、再びリードを
許す。これ以降、ヴィラは全く良い所なく、エバートンの攻勢に晒され続け、67分には再びオスマンがネットを
揺らすが、これも不要な得点と言っていいくらいの内容的にはエバートンの圧勝だった。
Time−Up15分前くらいになると、ヴィラ・サポーターは次々に席を立ち、アップのホイッスルが吹かれた
頃はスタンドは疎ら...エバートン・サポーターの歌声が響くばかり。
ともかく面白い。スタンドのムード、応援の掛け声の絶妙なタイミング。
どこかの国の某チームのサポーターの様に、グランドに背を向けて応援などと言う事は決してない!
興奮覚めやらぬまま、ロンドンに戻り、ディナー...相変わらずのロースト・ビーフに苦笑しながらも、ヴィラ
パークでの2時間を思いつつ、まぁまぁ満足の食事だった。
★2月27日(日):薄曇り時々雪
今日は次の目的地“ノーリッジ(ノリッチ)”まで移動である♪
平日は、リバプール・ストリート駅から直通急行で2時間なのだが、日曜はヴィルハムまでバス、そこから列車に
乗り継ぐか、キングズクロス駅からケンブリッジ乗り換えで行くか、いずれかのルート...迷わず後者を選ぶ♪
10時半のノンストップ急行でケンブリッジへ向かう。
イギリスの鉄道は民営化後、方面別に別会社になったので複雑だ。もっとも切符は通しで買えるので窓口で次々に
浴びせられる質問に答えて行けば、一番効率の良い条件で発券してくれる。
ケンブリッジまでは約1時間、途中右窓にハイバリーが見えた。
ケンブリッジは気持ちの良い街、ゆっくりと滞在してみたい。駅のビュッフェで飲んだコーヒーは美味しかった♪
ケンブリッジからノーリッジまでは約2時間...田園の中を2両編成の急行列車は走り続ける。天気が目まぐる
しく変わる...薄日が射しているかと思うと厚い雲、そして雪。
3時前、ノーリッジ駅に到着。古い駅舎が心地よい佇まいの、いかにもイングランドの地方都市だ。
ホテル・ネルソンも古いが、感じの良いホテル。どの国もそうだが、地方都市は人も気さくで気持ち良い♪
夜はパブでギネス・ビールを飲みながら、サンドイッチ(と言っても十分にディナーのレベル:笑)を頬ばる!♪