2007年1月〜2月:イングランド・プレミアリーグ観戦行

2004年、ハイバリーとフラットン・パーク、翌年は、ヴィラ・パークとキャロウロード・パーク。イングランド
でも魅力溢れるスタジアムでの、プレミアリーグ観戦。
しかし、それ以上にサッカーファンの憧れが、リバプールFCの本拠地、そう『アンフィールド』だ! 2007年
冬、その憧れの『アンフィールド』を訪れる事にする。
それも“リバプールvsエバートン”、マージーサイド・ダービーである!
今回も、就職の決まった、大学4年生の息子が同行者。親子でのプレミアリーグ観戦を兼ねた、卒業旅行となった♪

チケット、ホテルの手配を済ませ、まだ寒さ厳しい1月30日、ロンドンに向かって飛び立つ!


1月30日(火):曇り  出発は12時のJL(日本航空)401便。前回と同じフライトである。  成田エクスプレスで成田空港へ。  プレミア会員専用カウンターでチェックイン、優先レーンでのセキュリティ・チェック。出国審査には若干の列が  出来ていたが、ほどなく手続き終了。出発まで軽い食事や飲み物を摂りながら、JGCラウンジでのんびり過ごす。

 定刻12時に出発...午後、定刻より少し早くロンドン(ヒースロー)に到着。  入国審査を終え、地下鉄ピカデリー線でグロチェスターロードへ...空港からのアクセスは少々時間はかかるが  地下鉄(チューブ)が便利だ。  ホテルは、ミレニアム・グロチェスター。ロンドンの町並みに溶け込んだ、イギリスらしいホテルだ。  チェックイン後、晩ご飯を食べに外に行く。ホテルから10分ほどの所にある、どちらかと言うとバーっぽい店で  「フィッシュ&チップス」を食べる。一緒にオーダーしたサラダは、くたびれた感じのレタスばかりだった(笑)。  明日の『チェルシーvsブラックバーン』観戦を楽しみに、眠りに付く。


1月31日(水):薄曇り時々小雨  『チェルシーvsブラックバーン』は、19:30から。  午前中は、エージェントにて、3日の『リバプールvsエバートン』のチケットを受取り、その後はロンドン観光。  主な所は、明日回るとして、今日は、アーセナルの新スタジアム、“エミレーツ・スタジアム”に行ってみる。  最寄り駅はピカデリー線の「アーセナル」。“エミレーツ・スタジアム”は威風堂々、以前のハイバリーより圧倒  する雰囲気を感じさせる。しかし、往年のハイバリーには、伝統を感じたものだった。

 パブでランチ、ロイヤル・アルバート・ホールやバッキンガム宮殿などを観光した後、夕刻、チェルシーの本拠地  “スタンフォード・ブリッジ”へ...  キックオフまで2時間ほど。もう多くの人が集まっている。メガショップでチェルシーのグッズの買い物、今でも  名選手、ゾーラのグッズは大人気だ。売店で、サンドイッチやソーセージ等を買い込み、腹ごしらえ♪

 キックオフは、予定より若干遅れて、7:45! 席はメインスタンドの3階、ピッチまではかなり遠いが、良く  全体が見渡せる。近くの席に、一人で観戦に来た日本人の青年がいて、少しおしゃべりする。  試合は、終始チェルシーが主導権を握り、ブラックバーンに全くサッカーをさせない。  6分には、ドログバにあっさりとゴールを割られ、後半には67分にランパード、終了間際にはカルー。理想的な  展開で、チェルシーの圧勝。それでも、スピード感、ランパードのキックなど、たっぷりと楽しんだ♪



バッキンガム宮殿(1月31日)

スタンフォード・ブリッジ(1月31日)


2月1日(木):晴れ時々曇り  朝食後、今日は一日ロンドン観光♪ 特にこことは決めていないが、ナショナル・ギャラリーには行ってみたい♪

 ナショナル・ギャラリーは、基本的に入場料は無料。その代り、入口に“寄付”を募る箱が置いてある。£5−を  入れて入場する。絵画には詳しくないが、わくわくする。  馴染みの名画の数々...ファン・エイクの立体感溢れる作品、セザンヌ,レンブラントなどの素晴らしい作品が  ごく自然に展示されている。日本で展覧されたら、恐らく凄まじい人だかりで、ろくに見れないに違いない。  そして、ゴッホの『ひまわり』、モネの『水連。本当に素晴らしい時間だった (^^)  ギャラリー内のカフェテリアでランチ♪ 午後はウェストミンスター寺院、国会議事堂、テムズ川沿いをぶらぶら  したり、ロンドンの町並みを満喫。  晩ご飯は、ロンドンで悪評?高き観覧車の近く、適当に見つけたイタリア料理。ピッツァはまぁまぁだった♪

 息子と来る時は、サッカー中心だが、今回はたっぷりのロンドン観光も楽しめた。明日はいよいよリバプールだ!


2月2日(金):曇りのち晴れ  朝ご飯をたっぷり頂き、ホテルをチェックアウト。  地下鉄でユーストン駅へ...駅の窓口で、リバプール・ライムストリート駅までの急行電車の切符を往復、購入。  座席指定もお願いして発券...トータルで£120−ほど、日本円で一人当たり片道6,000円ほど。レート  にもよるが、中央線の新宿−松本程度の距離なので、JRより1割ほど安い。

 10:15発の急行は順調に快走。いくつかの主要都市に停まりながら、ほぼ定刻の14時頃、リバプールに到着。  憧れのリバプール、そしてアンフィールド。到着が早過ぎたせいか、チェックインに少々時間を要したが、部屋に  荷物を置いて、バスターミナルから、アンフィールドへ!  走る事、約20分、アンフィールド前に到着。今日は試合はないが多くの人が訪れている。ショップに併設された  資料館を見学、ショップで買い物。KOPスタンドを見上げながら、明日を思う。

 リバプールには、もう一つのチーム『エバートン』がある。スタジアム、グディソン・パークはここからそう遠く  ないはずなので、歩いて行ってみる。  途中、道が分らなくなりそうだったが、親切なおばさんが声をかけてくれて、無事に辿り着く。スタジアムを見学、  ショップで買い物...僕はネクタイを買った(今も愛用している)。アンフィールドの喧騒に比べて、落着いて  いる。ショップのスタッフも親切で気さくだ

 夕刻、バスでリバプール市内に戻り、一旦ホテルに入る。ブリタニア・アドルフィは古い、格式高いホテルだった。  レセプションで、晩ご飯にお勧めの店を訊ねると、駅近くの中華料理店を紹介された。素直にそこに行く(笑)


2月3日(:晴れ時々霧  今日は待望の“リヴァプールvsエバートン”。マージーサイド・ダービー、朝からそわそわである(笑)♪  キックオフは、12:45♪ スタジアムには10時半過ぎに着いた。プログラムを買ったり、腹ごしらえしたり  した後、スタンドに...座席は憧れのKOPスタンド。それも最前列

 ほぼ定刻にキックオフ! マージーサイド・ダービーである。リバプール&エバートン...意地がぶつかり合う  ダービーマッチである。  ホームのリバプールが押し気味に進める。KOPスタンドの盛上がりは特別だ!  目の前で、ジェラードがコーナーキックを蹴る。滅多に撮影などしない僕だが、カメラのシャッターを押し続ける。  結局、お互いのディフェンスがしっかり仕事をこなし、スコアレス・ドローでフルタイム。それでも、スピード感、  緊張感、サポーターの絶妙な声をかけるタイミング...やはり、プレミア・リーグはいい♪ (^^)

 バスで市内に戻る。夕陽が大聖堂のシルエットを美しく映し出す。  しばらく休んだ後、ホテルのレストランでディナー。ギネス・ビールが美味しい (^^)  ビートルズ博物館にも行かず、サッカー・オンリーのリバプールでの2日間を思い起こしながら眠りに着く☆



テムズ川と国会議事堂(2月1日)

アンフィールド(2月3日)


2月4日(:薄曇り時々小雨  イングランドの朝食...コーンフレーク,ジュース,マッシュルームとトマトのボイル,ベーコンに皮の付いた  ままのポテトをたっぷりと いただく♪

 リバプールの街をぶらぶらした後、ライム・ストリート駅へと向う。ランチのサンドイッチを買い、11:19の  ロンドン=ユーストン行きのヴァージン・トレインに乗り込む。  本来、この急行列車、タムワース経由の最短ルートでロンドンに向うはずなのだが、出発後にルートが変更され  バーミンガム経由になるとのアナウンス...案の定、アナウンスを聞き逃した、スペインから来た3人の女性が  途中で慌て出し、車掌を捕まえて、色々と聞いている。イギリスの列車は気を付けなくては(笑)  ユーストンには、ルート変更の影響もあり、約45分遅れで到着、チューブを乗り継ぎ、午後6時にヒースロー着。

 チェックイン後、出国。バーバリーのショップで買い物、ヒースローでしか買えないグッズもある。買い物の後は、  JAL・さくらラウンジで軽く食事したり、ギネスを飲んだりしてゆっくり過ごす。  息子は4月から就職。嬉しいが、これからは一緒にプレミア・リーグ観戦に行く事も難しそうだ。淋しい気もする。  19時発のJL402便で成田へと向かう。JGCプレミアの役得か、エコノミーだが、3席を独り占め。


2月5日(月):曇り  午後3時過ぎ、無事に成田空港に到着。

◎ 一人旅のトップページへ戻る
■ スイスへの旅に戻る
■ ホームに戻る