4年ぶりにアルプスのトレッキングをしようと思う。
今回は、欧州デビューの参加者のため、欲張ってイタリアの世界遺産もルートに組み込む事にした。
7泊で、ベネチア,ミラノ,スイス・アルプスのツェルマット,ベルナーオーバーラント、そしてチューリッヒ♪
訪問地だけを見るとツァー顔負けの『無茶な日程』である。しかし、今でも絶妙なルートだと自負している。
そして今回は、6年ぶりに、ミューレンの常宿『ホテル・アルピナ』のタウグワルダーさんに会える (^^)
6月16日、アルプスの爽やかな風の予感を胸に、梅雨の日本を離れ、パリ経由ベネチアに向けて出発♪
6月16日(土):晴れ
●6:40調布発のリムジンバスで成田空港へ♪
渋滞もなく2時間弱で成田へ・・・メンバー全員無事に合流♪ ANA205便=パリ行きは11:20発。早速
チェックイン・・・しかし、一人席が離れている! 再アレンジをお願いしたが、難しいとの事。
気を取り直して、ANAラウンジへ。出発まで、軽食やワイン、お茶など頂く♪
●出発30分ほど前にゲートへ。ほどなく、呼び出しがあり、席が全員同じ列にしてもらえた。良かった♪
優先搭乗後、ドア・クローズ・・・ANA最新鋭のB777−300ER。エコノミーだが、リクライニング角度、
足許も従来より広く快適。パリ(シャルル・ド・ゴール=CDG)までの12時間を、まぁまぁ快適に過ごす。
●CDGで4時間の乗継ぎ時間。エールフランス(AF)2526便に乗継ぐ。巨大なシャルル・ド・ゴール空港の
ターミナル間をバスで移動し、一旦フランスに入国後、チェックイン(デルタ航空にマイレージを付けてもらう)。
シェンゲン協定により、ベネチアまでは国内線扱い・・・待ち時間を、カフェなどで過ごす。
●AF2526は定刻21:20に出発、順調なフライトで22:50、ベネチア(マルコポーロ)空港到着。
入国審査はパリで済ませているので、そのまま到着ロビーへ。市内への、水上タクシーを手配してもらう。
水上タクシーは、サンマルコへ快走♪ 凡そ30分、運河を抜け、サンマルコ広場には23時45分に到着。
ライトアップされた、鐘楼やサンマルコ寺院が幻想的だ。
●疲れているので、広場から3分ほどの、ホテル・パナダにチェックイン。
時差もあるが、その日のうちに日本からベネチアに着ける・・・便利になったものである。
6月17日(日):快晴
●たっぷりの朝食♪ さぁ、12年ぶりのベネチアだ!
12年前は工事中で上れなかった鐘楼の展望台に上る♪ ベネチアの市街全体、ムラーノ島、リド島の展望が素敵。
突然、鐘が鳴り出す♪ 今朝、目覚めたのと同じ音だ。
●ベネチアの路地の様な通りを歩く。ルネッサンスの面影を色濃く残す街並、運河に架かる名もない橋。サンマルコ
広場から20分でアカデミア橋! リアルト橋よりも素朴な佇まいが好き♪
アカデミア美術館に関しては、説明は不要だろう。ベネチアに来たら『必ず行くべき』場所のひとつであるのだが、
12年前と同じ印象。数々の宗教画・・・圧倒されるが疲れる(苦笑)
●アカデミア橋の袂、ヴァポレット(水上バス)の停留所で一日券を買って、サンタルチア駅まで行く。
少し早めの昼食を駅近くの、トラットリアで食べる。イカ墨のパスタ、ピッツア・マルゲリータ・・・どれも合格。
ドリンク含めて、3人で45ユーロほどだから『安い♪』。
●お腹もいっぱい。ヴァポレットで『ベネチアングラス』の島、“ムラーノ島”へ渡る。
工房を訪ねたいが、今日は日曜日・・・閉まっている。結局、工房見学は諦めて、いくつかのショップを覗いての
買い物と運河沿いの散歩を楽しむ。ショッピングの合計が149ユーロを超えると、税金の還元を受けられるとの
説明を聞いて、170ユーロほどの買い物をする。所が・・・
●ベネチア本島に戻り、ジェラートを食べたりしながら、サンマルコ広場まで路地を歩いて戻る♪
日も傾いた頃、サンマルコ広場で「ゴンドラに乗るのですか?」と日本語で話しかけられた! 2人の女子大生で
卒業旅行中との事。名物のゴンドラに乗りたいが「二人で100ユーロでは・・・」と、諦めかけていたとの事!
こちらは3人、ゴンドラは5人乗り。一人20ユーロなら、乗らないテはない。これも旅先での偶然の出逢い♪
●ゴンドラの船頭のテクニックは抜群である。数々の歴史ある建物を英語で説明しつつ、舵を取る手は休めない。
40分のゴンドラ・クルーズを楽しんだ後は、皆で夕食♪ 片方の子は僕と同郷で話も弾む。これから、スペイン
更にポルトガルへと旅を続けると言う。楽しい旅を「何より安全で!!」と願う♪
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