ボーイング747(ジャンボジェット)の想い出

今年、2014年3月、2機のみ運行されている、全日空のボーイング747−400型機が退役する (ToT)
日本航空は、経営破綻を期に、燃費や座席占有効率の悪い事がやり玉に上り、ほんの短期間で退役させてしまった!
 
ボーイング747(B747)、ジャンボ・ジェットは僕に取っては海外旅行、出張に乗る機会が極めて多く、海外
行きの代名詞だった。
1978年11月3日、初めての海外に飛び立った時のJAL423便ロンドン行きも、1984年の初海外出張も
B747(サンフランシスコ行き、JAL2便)だった。
JAL以外でも、海外行きはB747(因みに『ジャンボ』と言う愛称は好きではない)。

想い出すだけでも、大韓航空,タイ航空,エール・フランス,英国航空,KLM,アリタリア,中華航空,キャセイ,
アメリカン航空,ユナイテッド,シンガポール航空,アシアナ,チャイナ・エアライン=中華航空、そして今はもう
存在しない日本アジア航空,ノースウェスト,オリンピック航空など等 (*^^*)
 
あの独特なフォルム、憧れの2階席(エコノミーの場合も多いが)♪
友人と行ったヨーロッパ旅行、エコノミーの狭さも何のその(笑)。ヨーロッパまでの20時間近く、おしゃべりに
盛上ったっけ(笑)
ビジネスクラスの快適さ、エール・フランスのシャンパン&機内食は美味しかったファースト・クラスでは、全長2mの巨大なベッドを持て余し(爆)
B747は、そんな海外旅行や出張の前奏曲やエピローグを演じてくれた。
 
左下は、初めての海外旅行で乗った、JAL423(ロンドン行き)。アンカレッジ空港である。北回り(ポーラー
ルート)も、そして旧塗装が懐かしい。


  
JAL423便(78年11月3日)
  
ANA628便(94年3月29日)


  もちろん、国内線でも何度乗った事だろう? 右上は、鹿児島空港でのANA628便(羽田行き)ロゴ・ペイントがANAでなく『全日空なのも嬉しい。 出張、観光、連れの実家への帰省・・・JALやANAのB747にお世話になった回数は計り知れない。   破綻してしまったり、もうB747を所有していなくて、乗りたくても乗れない航空会社もある。左下は、破綻して 消滅同然のギリシャのオリンピック航空(絵葉書)。1991年に乗っているが、バンコク経由の南回りだった☆彡 そして、右下は、初めて親子でスイス旅行した時(1996年)のKLM。 国際線仕様のB747ー400・・・ウィング・レッドを初めて目にした時は新鮮だった


  
オリンピック航空機(絵葉書)
  
KLM862便(96年7月20日)


確かに、海外に出かける時や国内の幹線では圧倒的にB747に乗る事が多かった!   余り機材に執着がある訳ではないが、ここ数年、B777やB767、A330に乗る機会が一気に増えた事、また それと同時に、B747にノスタルジーを感じる事もまた事実である。 2012年には、エアバスの大型機・全2階建てのA380でフランクフルト=>成田を飛んだ。だが、B747の 持つ「これから地球を半周するぞ!」と言った意気込みの様なものを余り感じない。 機材に執着しないと言いながら、実際にはB747には人一倍こだわっていたのかも知れない (*^^*)   日本の航空会社のB747には乗れなくなってしまった。海外も同様に、機会はどんどん少なくなって行くだろう! しかし、“海外旅行<=>ジャンボジェット”は何かの計算式の様に感じている人も多いかと思う。 長距離国際線のデファクト・スタンダードになったと言っても良いB777−300・・・コンフィグレーションに よるが、350人以上を運ぶ出来る。B747並のキャパシティを持っている訳だ! それでも(A380の所でも書いたが)、何故かB747ほど『旅への憧れ』を掻き立てられない!   伝統の“JAL1便”、B747−400・2階席のビジネスクラス・・・何度もサンフランシスコから飛び立った 事を今は懐かしく思う。


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