発明 hiro [2004/05/03 18:22:46] 博士「やった、ついにやったぞ!」 助手「どうしたんですか、博士?」 博士「うむ、ついにそこに物が存在しないのに存在するように見える、 画期的な映像投影装置が完成したのじゃよ」 助手「あ、SFとかでよくあるホログラフィの立体映像ですね」 博士「バカもん! 凡人どもの発想と一緒にするでない。わしはホロ グラフィなんぞでなく、蜃気楼の原理を応用した新しい仕組み を考案したのじゃ。さよう、名づけるなら『幻影投影器』じゃな」 助手「相変わらず外国語が嫌いみたいですね」 博士「うるさい。それでは試運転じゃ。ほれポチっとな」 助手「……あの〜、何も見えないんですが」 博士「当然じゃ。蜃気楼じゃから1キロ以上離れにゃ見えんわい」 <劇終> 発明2 戻る