「体育館(運動場のパラレルワールト...嘘臭いですねこの話)」 by はなぶさ 英造君は乱暴者でした。気に入らないものを叩くのが癖になってしまい ました。お父さんも誰も注意しません。人でも、物でも何でも叩いてし まいます。叩かれたものはきっと怒っているでしょう。でも、誰も注意 しません。 ある日英造君はバレーボールで遊びをしたら楽しかったので、近所の子 を集めて、バレーボールをしました。叩くことは楽しいことなんだと体 で知りました。 そして英造君はバレーボール部に入りました。試合のときに相手のチー ムから顔を叩かれました。とても痛かったので、怒りましたが、相手を 叩くことだけはしませんでした。その後の試合で自分のチームが勝った のでそれで満足しました。 それから、英造君はボール以外を叩くことをしなくなりました。 (投稿日:06月04日(木)03時01分57秒)