質問に答える 2004+2005

2005/08/05〜 

このページは、竹村茂が2004年1月に筑波大学非常勤講師として筑波大学で行った講義の際に出た質問に答えたものです。2005年1月の講義で出た質問への回答を加えて増補しました。この講義は、斎藤佐和教授の「聴覚障害学」の一部を担当したものです。手話の話をする際に「よく寄せられる質問」(エフエーキュー;frequently asked question)ですので、ここに掲載しました。

手話の手話

「手話」という手話の表し方にも、いろいろなバリエーションがあります。

手話の方言
 

日本の手話は、各地の聾学校の同窓会を中心に形成されてきたと考えられます。もともと地域単位の言葉です。

全日本ろうあ連盟「わたしたちの手話」の普及や手話がマスコミにのったことで手話の標準化が進んでいます。

江戸時代の日本語が藩単位の言葉で、明治維新以後の近代化の中で、日本語の標準語が形成されたのと同じです。

「慣れる」

(東京)

「慣れる」

(大阪)

「私」の手話
手話は世界共通か

日本の手話では日本の文化に基づいて「親指」を示して「男」を表しますが、この動作はアメリカでは「よい」を表します。

日本の「男」

アメリカの
「男」

 

日本の

「静かに!」

 

アメリカの

「静かに!」

手話の若者言葉 
 ローソン

ディズニーランド

 デニーズ

手話の敬語
お願い
お願いします
指文字と手話の違い

指文字は指の形と文字を一対一に対応させたものです。
手話は一つの動作・手などの形状・手などの位置・表情…が一つの意味単位となっているものです。

手話の接続詞
「だから」
「けれども」
手話の抽象的表現
抽象
哲学
筑波大学の手話
筑波
大学

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