確かな力をつける教科指導を目指して

〜聴覚障害児の生きる力の育成のために〜

筑波大学附属聴覚特別支援学校・小学部 編著

A4判 157ページ


      ◇ 目  次 ◇

   はじめに・・・・・・・・・・・・・ 1

I章 言葉を育てるための取り組み・・・・ 2

II章 言語発達の遅れがみられる

   児童に対する指導・・・・・・・・・37

III章 国語科における読解指導の実際・・・95

   あとがき・・・・・・・・・・・・157

 


 

教科指導で確かな力をつけるためには,教科指導を支える言語力の育成はもちろんのこと,個々の実態に応じたきめ細やかな指導,教科指導における様々な配慮等が必要です。

本書では,I章で,言葉を育てるための指導例をあげました。児童の言語力に合わせ,毎日無理なく継続して行える取り組みです。

II章では,言語発達に遅れがみられ,一斉指導が難しい児童に対する指導例をあげました。個別的な配慮をしながら,一斉指導を行っている例と,教科指導以前に,生活言語の指導が必要な児童への,個別の指導例とに分かれています。

III章では,国語科の読解指導について展開と発問の工夫に焦点をあてて,各学年,物語文,説明文1つずつの例をあげました。どう発問し,児童はどう反応したか,発問にはどのような意図があったのか,をまとめてみました。

聴覚障害の児童に対する指導には,これでいいという答えはなく,児童達とどう向き合い,どう関わるか,日々工夫と改善を繰り返しているところです。

本書が,この教育に関わる先生方の参考になること,授業力を高めるための一助となることを願っています。


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