「にせ」 はみだしSS そおこ様襲来記念!! 奥様(へっぽこ?) アスカ? けむり旅情コスプレ事件簿<何だそれは(笑)

「〜温泉新婚さん〜

後編


                                        
 アスカの姿がどこにも無い!
 玄関まで行ったが、アスカの靴はちゃんと残っている。
 しかし、宿のどこにもアスカの姿はない・・・・

 シンジは仕方なく部屋に戻った。
 焦っているのか、無性に喉が渇く。
 急須にお茶っ葉を入れてお湯を注ぐ。
 飲んでも苦いだけで味なんか分からない。

 アスカの事だ、ひょっとしてトランクの中に靴も持ってたかもしれない。
 しかし・・・月が明るいといえ、ここから何処へ行くというのだ。
 何処へ行くにしろタクシーを呼ばなければ移動は不可能だ。
 最寄りの町へ電話をしたとして、タクシーがここへ来るまでにはまだ時間が有るはず。
 少しでも時間を短縮する為に夜道を歩いたとしても、あの荷物では走るわけにはいかない。

「まだ、追いつける」

 シンジは残ったお茶を飲み干して、立ち上がろうとした。

 と、その時・・・・突然アスカが姿をあらわした。

「なにしけたツラしてんのよ!」

「あ・・・アスカ!?」

 シンジが我が目を疑ったのも無理はない。
 シンジの前に姿をあらわしたアスカは・・・・ウエディングドレス姿だった(爆)

「あやまりなさい!」

「アスカ・・・その格好は」

「格好はどうでもいいでしょ。さっきの事をあやまって」

「ぁ・・・縛った、こと?」

「違うわよ!」

「じゃあ・・・どうして欲しいって、聞いたこと」

「そうよ」

「なんで?」

「なんでって・・・あんな恥ずかしいこと私に言わせておいて」

「だってアスカが自分で言ったんじゃないか」

「開き直る気ぃ?」

「あやまる気なんか無いよ。僕はアスカに言って欲しかったんだ」

「・・・・・・・・」

 アスカの顔が見る見る真っ赤になる。

「じゃああんたも言ってみなさいよ」

「へっ?・・・なにが」

「へっ・じゃ無いわよ、この鈍感バカシンジ!」

「アスカを・・・抱きたいってこと?」

 アスカの眉が一瞬動く。

「・・・そんなんじゃダメ」

「なんで?」

「ただの私じゃないわ。ウエディングドレス付きよ」

「それ・・・昨日の?」

「そうよ、文句ある?」

「わざわざ持ってきたんだ・・・どおりで大きな荷物だと思った」

「ウエディングドレスの私を抱けるなんて、後にも先にも一回きりのチャンスよ」

「・・・・で?」

「で?・じゃ無いでしょ!」

「ああ、すごく奇麗だよ。昨日も言おうと思ったんだけど、なんか忙しくって」

「そうじゃ無くって」

「すごく奇麗・・・だけじゃなく?」

「そう、今私をどうしたいか言ってみなさい!」

「そのまま・・・抱いても良いかな?」

「ぬるい!」

「ぬるいって・・・他にどう言えば良いんだよ」

「少しは頭使って気の利いたこと言ってごらんなさい」

「そんな!急に言われても・・・」

 シンジは考える。
 おサルな脳味噌だが、フル回転しはじめる。
 クサイ台詞を言ってもだめだ・・・自分の気持ちに素直にならなきゃ。
 今の自分の素直な気持ち・・・純白のウエディングに身を包んだ新妻とヤル・・男だったら夢
に見るシュチュエーション。

 ただ、ヤラして欲しい。

 そう、ただそれだけだ。

 つい昨日、永遠の愛を誓った二人がどんな格好で愛し合おうと誰にはばかる必要がある??
 だが、「ヤラしてくれ」って言ったって、アスカがうんと言うはずは無い。
 けれど、下手にひねれば逆効果。

 おサルの脳味噌が臨界点に近づいていく<人はこれを知恵熱と呼ぶ(爆)

 シンジは切れた。
 グダグダ考えるのが嫌になってきた。
 目の前に世界の男達(使徒とも言う)が夢見ているシュチュエーションが・・・
 何を悩む必要がある?

 結婚してるんだ。
 強姦罪は適応されない。<たしかそうだよね?

 俺の嫁さんじゃあないか
 俺の女だ

 やっと手に入れたんだ・・・俺のモノだ

 そうだ、俺のモノだ!

 何を遠慮してる?

 俺のモノだ!
 俺のモノだ俺のモノだ!!
 俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ!!!
 俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ!!!!
 俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ!!!!!
 俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ!!!!!!
 俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ俺のモノだ!!!!!!!

おーれーのーもーのーだー

シンジ・・・暴走(爆)


「俺のモノだっ!」

 シンジはそう叫んでアスカにつかみ掛かる。
 アスカはとっさに逃げようとするが、フリフリの長いドレスに足を取られる。
 バランスを失ったアスカの身体をシンジが捕まえる。

「俺のモノだ・・・好きにしていいはずじゃないか」

 アスカは言い返そうとしてシンジを睨み返す・・・が、おサルな脳味噌の髄まで性欲が沸騰した
シンジの迫力に、一瞬たじろいだ。
 その隙をシンジは見逃さない。

 アスカの唇を奪う!

 「やめて」と言おうとしたアスカの言葉は、声にならなかった。

 そのままもつれる様に倒れこむ。

 ちゃぶ台がひっくり返り、きゅうすがお茶の葉をこぼしながら転がるが、おサルモードもとい
暴走したシンジの目には入らない。

 アスカは抱きすくめられて息も出来ない。
 強引に唇を割られて舌を捕らえられる。
 頭では、こんな強引なやり方でと憤慨しつつ、身体はのけぞるような快感に震えている。
 ちからまかせの卑怯なやり方と思いながら、悦んでいる自分がいる。

 快感に痺れて身体が動かない。

 長い長い口付けのすえ、シンジがようやくアスカの唇を開放する。
 が、同時に右手でドレスの裾をまくり上げて、強引に股間に手を伸ばす。
 ドレスの下は、純白のガーターベルトにノーパンといういでたち(煩悩大爆発)
 シンジが何か気の利いた事が言えた時のご褒美にと用意したシュチュエーションが仇となった。

 シンジの目の色が変わる・・・狂喜!

 純白レースのガーターベルトの彩られた赤いアスカの茂み!!

「やめっ・・やめて!」

 シンジはアスカの制止を振り切ってむしゃぶりつく!!!

「ああっ」

 先ほどの激しい睦みあいで充血し濡れそぼったままのアスカの身体は、実に素直に反応する。
 自分の身体・・・いや身体が生み出す快感をコントロールできない。
 そして、嫌悪しつつも乱暴なシンジに魅力を感じて悦ぶ自分がいる。
 もう、アスカには何が何だかわからなかった。

 シンジもわけが分からぬままアスカを犯していた。
 何が自分の獣欲に火をつけたのかわからない。
 ただただ、本能のおもむくままにアスカの身体を蹂躙する。

 アスカの身体を横向きにして、開いた股間に自分の股間を打ち付ける。
 挿入すると同時にアスカの右の太ももを抱きかかえる。
 松葉崩しの体勢は、抱えた足を高くするほど密着する。

 アスカの足がシンジの頭よりも高く差し上げられて、純白のドレスが広がった中で狂態が繰り
広げられる。

 ただの性交では満足できない。
 シンジは右手でアスカの右足を抱えたまま、左手をアスカの後ろ側から股間に近付ける。
 いつもなら右手でアスカの蕾を摘むのがこの体位での行為だが、今日のシンジは違う。
 左手の親指でアスカの後ろ側の花弁を浸食する。

 然の異物感と鋭い痛みにアスカの身体がのけぞる!
 こんな事をされたのは初めてで、まるでわけが分からない。

 何故そっちに指が入ってくるの?
 痛い痛い・・・やめてよシンジ!

 だがそれは声にならない。
 異物の侵入に反射的に締まった股間が快感をさらに増幅させる。
 後ろ側からの圧迫で、中の感覚もいつもより鋭くなる。
 蕾はシンジの太ももの内側にこすりつけられている。

 まるでそれは・・・快感の濁流に流されるごとく。

 アスカはいつも以上に感じて悦んでいることに気が付いた。

 二人とも言葉は交わさない。
 激しい息づかいと喘ぎ声と肉を打ち付ける音だけが響く。

 アスカは何度も絶頂を迎えた。
 シンジの動きが果てる気配はない。
 アスカは半狂乱になって、ひたすらシンジが終わるのを待った。

 もう・・・このまま壊れてしまう・・・そう思うほどの快感。


 何度目にアスカが達しようとしたときだろう、とうとうシンジが短く叫んでアスカの中で
果てた。


「はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・・」

 シンジがアスカの方へ崩れ落ちる。
 もう、シンジの行為を責めるだけの気力はアスカには残っていなかった。

 ただ、自分に溺れるシンジの姿だけが脳裏に焼き付く。
 いつもシンジを夢中にさせたい・・・そんな欲求だけがどんどん膨らんでいく。

 アスカはシンジの身体をなんとか押しのけて、ようやく自由になった。
 しばらく一人で座り込んだまま息を整える。
 言いたいことはたくさんある。

 だが、何も言葉は出てこない。

 シンジは疲れ果てたように転がっている。
 それを見て、アスカは急に自分が怒っていたことを思い出した。

「こんな事して・・・なんとか言いなさいよ」

「・・・・・・我慢できなかった・・・アスカが悪いんだ・・・そんな格好で僕を誘うから」

「私が悪かった?」

「・・・そう・・・僕は悪くない」

「よくもそんなことが言えたわね」

 アスカはトランクをひっつかむと奥の部屋に入って勢い良くふすまを閉めた。

「また・・・・怒らせちゃった」

 シンジが真剣に反省してないのは明らかである。

 そのころアスカは・・・ウエディングドレスを脱ぎ捨てていた。

 一人で寝る気か?
 いや、トランクから何か引っぱり出している。

 それは・・・・スクール水着(爆)
 さらにその上に、何故か中学校時代の制服(核爆)

「こんどこそ、お願いしますって言わせてみせるわ」

 決意に満ちたアスカの表情。
 そしてトランクの中には・・・プラグスーツやボディコン、さらにはエプロンと・・・・


・・・お後がよろしいようでm(_ _)m・・・






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制作・著作 「よごれに」けんけんZ

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