「西洋へ・・・」 Part 1


〜〜〜西洋へ・・・1〜〜〜   投稿日 2002年4月5日(金)

(寮の部屋)
一三子(以下ひ)「しっかし・・・どーなってるのよ?この学校。」
夕爛(以下夕)「ああ。まだ聞いてないんだ?ストライキ。」
ひ「は!?」
一狼(以下一)「教員連中がロッカー室に立てこもってるんだってさ。」
ひ「よく生活できるわね・・・」
夕「抜け道あるからだよ。ねえ?」
一「おう。あの道が今更役に立ってるんだもんなー。びっくりだよなー」
ひ「知ってるの?」
夕「知ってるも何も・・・」
一「掘ったのリッパーだぜ。」
夕「手伝わされた。」
一「でも、結局あいつ1人で掘ってたよな!(笑)」
夕「凄い勢いだったよなあ。水かきで土掘るなよ!!ての。」
一「ぎゃははは!!」
ひ「知ってるなら報告しなさいよ。いつまでも学校始まらないじゃない。」
夕「報告する相手がいないって。」
ひ「校長にするもんじゃないの?」
夕「んな無茶な。」
ひ「どうしてよ?」
夕「ストの主犯に報告したって仕方ないとは思いませぬか??」
一「そうそう。」
ひ「あっそう。もういいわ。」
夕「こうなったら大仏にでも授業してもらおうかねえ・・・」
一「えええええええええ・・・めんどくせーよ。それ。」
夕「眠くなるね〜きっと。」
一「あ、あいつなんかどーだよ?鎧!!」
ひ「ちょっと!!やな事思い出させないでよ!!どうしてあんたたちが知ってるの?」
夕&一「聞いた。」
ひ「誰に?」
夕「変態兄。」
ひ「うっ・・・」
一「つくづく思うけどさー。ラヴァって凄かったんだなー」
ひ「そうねえ。壁に埋まってたけどねえ。」
夕「今やあの壁観光地だからね。「ラヴァ発掘現場」って。」
一「この前爛火に連れてかれたぜ〜。あそこで写真撮らされた・・・」


どんどんどんどんどどんがどんどんっ!!!(ドアを叩く音)

ひ「っるさいわね!!留守よっ!」
がちゃっ。
スパルトイ(以下ス)「何だ、あいてたのか。」

 

〜〜〜西洋へ・・・2〜〜〜   投稿日 2002年4月5日(金)

夕「一狼っ!!また開けっ放しにしただろ!」
一「うわっ!俺閉めたよ!ってかげっ!!!!それどこのスリッパだよおっ!?」
ひ「確かに閉まってたわよ・・・」
ス「?開いたが・・・」
夕「うぬ。おーーーーーーーーーい!!!扉くーーーーーーん!!」
扉「はい?今度は何ですか??」
夕「カギ閉まってた?」
扉「はい。壊れましたけど。たった今・・・じゃ、僕はこれで・・・。」
夕「要するに!お前が壊したわけだっ!バカ力っ!!一狼悪い!」
ス「まあ、気にするな。たいしたことじゃない。パズス様がお呼びだぞ。」
夕「ん?あの人今フィレンツェで修行中でしょ?」
ス「ああ。今しがた手旗信号でな。「最高のアルデンテ極めた。バカを呼べ」と。」
夕「見たのか?手旗を?どーゆー視力だ!!」
ス「カールアが気で見た。」
夕「そういうことか。しかし、そのうちあやつカメ@メ波打てるようになるんじゃないかとおもっとる
のは私だけか?・・・で?なんで私なん?」
ス「西洋神魔は皆優秀だからな。バカはお前だけだ。」
ひ「あらあ〜キッパリと。」
一「うっわ〜〜否定できないでやがる!!」
夕「一狼っ!お前には言われてたまるくわあ!!」
ス「夕、どーする?」
夕「いや、簡単。ひーさん、イタリアって方向どっち?」
ひ「ちょうど窓の方よ。」
夕「勘じゃないよね?」
ひ「正確な情報よ。」
(がらがら・・・(窓オープン)
夕「用があるならそっちからこーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!
よしっ♪」
ひ「よしっ♪じゃないわよっ!そんなんで呼べるわけないでしょ!?」
ス「いや、これだけは夕が俺たちとまともに修行した技だ・・・。というか、こいつは初めから
できたがな。」
ひ「一体何やってるのよ?西洋神魔って。」

 

〜〜〜西洋へ・・・3〜〜〜   投稿日 2002年4月5日(金)

一「こんな奴らと俺たちは命がけで戦ったんだよな・・・。」
夕「んな、泣かなくても。」
ひ「一狼が凄く可哀相になってきたわ。」
ス「うむ。まあ、結果的に犠牲者はこちらに1人だけだったしな。」
夕「こちら?第三勢力でしょ。あれは。」
ひ「あら、部外者は私だけなわけね?」
ス「いや、こいつもそうだ。」
夕「中国にいたからねえ。幽華母と碁やってたからねえ。」
ひ「ちょっと待って。それって最悪じゃない?」
夕「修行だったから仕方なし。」
一「何のだよー?」
夕「蘇生。新鮮!無農薬!!」
一「まっ・・・まさか・・・お前らが今更でてきたのって!生きてるのって!!」
夕「その通り〜♪」
ひ「んな大技あんたに使えるわけないでしょ!!」
ス「うむ。冷静な判断だ。」
夕「冷徹の間違いじゃないの?ああそうだよ、そうですわよ!!そんな掟破り使えませんがな!!」
一「なー夕爛ーー・・・」
夕「どうした??」
一「俺、頭こんがらがってきたぞ」
夕「要するに。私は中国に行って蘇生使えるじーさんを探して西洋に連れてったわけ。」
一「ってことはさ。お前らは自分達が死ぬってこと分かってたのか?」
ス「まさか。」
夕「パズスだよ。あいつから指令がきた。「死んだ。蘇生術師を探してくるのだ!!」って。」
ひ「死んでから指令だしたのね・・・」
ス「まったくどうして凄いお方だ。」
夕「前私にはゴッキーみたいな奴だ、って言ってたよねえ。」
ス「あれは俺だけではなかろうが。」
パズス(以下パ)「呼ばれて以下略ジャーーン!!」
ひ&一&夕「誰だよ!!!!!」
ス「どさくさに紛れてお前まで言うなよ。(笑)」
パ「怖れる事は無い・・・。私は海の向こうからやってきた。」
夕「ラヴァか!!」
ひ&一&ス「ラヴァ?」
夕「あー・・・OVA第三話参照っ!!」



〜〜〜西洋へ・・・4〜〜〜   投稿日 2002年4月7日(日)

ス「ほんとに第3話だろうな?間違いないだろうな?」
夕「・・・4話とも見て。そしたら確実だから。」
ひ「私もでてることだしね〜」
ス&パ&一&夕「私の勘は金が絡めばよく当たる。」
ひ「っるさいわね。ほんとなんだから仕方ないでしょう。」
夕「で、何?」
パ「ああ、イタリアで店を開こうと思ってな。」
夕「ほおう!頑張ってください。」
パ「人事だな・・・。」
夕「だって人事だし。」
パ「いや、人手不足なんだ。手伝え。」
夕「ええええええええええええっ!?何言ってるの!!私はここを離れるつもりはないわ!!
やりたい事がたくさん残ってるのよっ!」
ス「でた。ありきたり昼ドラモード・・・。」
ひ「やりとりがありきたりよね。」
夕「文句は師匠に言って。」
パ「そういう時だけ師匠と言うなよ。」
一「ところで、おっさんほんとに誰だ???」
夕「そうか!何気に初対面か!!」
ひ「私もそうよ。」
夕「西洋の自治会長。」
パ「せめて長老にしてほしいんだが・・・(涙)」
一「(こそこそ)おい、泣いてるぞ、あのおっさん。」
ひ「(こそこそ)やあねえ、最近の年寄りは・・・」
ス「この二人・・・意外とキツイペアだな。」
夕「同室だよ。」
ス「恐ろしい部屋だよな。」
パ「待て、私を話から外すな・・・」
夕「そういえば、おっさん何できた?」
パ「空中散歩だが?」
夕「ああ、そう。ねえ、普通の神魔なり人間なりが日本神魔界に来る時って、船意外無理なの?」


〜〜〜西洋へ・・・5〜〜〜   投稿日 2002年4月12日(金)

ス「そういえば、我々も船だったな。」
パ「いや、そんなこともないと思うが。潜水艦でも三輪車でも竹馬でも大丈夫なはずだ。」
ひ「それは無理よね。」
一「さらっと・・・」
パ「それは冗談だがっ。おい、夕爛・・・」
夕「何?」
パ「日本は冷たくなったなあ・・・?」
夕「・・・・・・・・・・・・・・・。」
ス「えーと・・・」
夕「要するに、海路でなくても空路でもいいってことだよね?」
ス「ああ、そういえばこの前カールアは飛行機を使っていたが。」
夕「早く言えよっ!!!」
ス「チャーターしてたぞ。」
パ「要するに、空路でも可能だが、定期便がないんだ。だから、基本的に海路を利用する。」
一「ってことはさー、もし海にある結界張ったとしても、空から入ってくることもあるのか??」
ひ「地下からってのも考えられるわね。」
パ&ス「いや、ちょっと待て。張らんでくれよ・・・」
夕「入れなくなるね。(笑)美夕に頼んでみようかな。」
一「爛火なら絶対やってくれるぜっ!」
ひ「私も試してみたいわ。」
夕「え?まさか大仏でバリケードでも張るの??」
ひ「あんたねえ!私がそれしかできないと思ってるでしょう!?」
一「それだけできりゃあ充分だろ〜」

 

〜〜〜西洋へ・・・6〜〜〜   投稿日 2002年5月2日(木)

夕「それ以上やられたら、神魔も真っ青だよ。」
ひ「ふふん。文句はあの小悪魔に言いなさい〜♪」
一「たっ、楽しそうだぞ!?」
パ&ス「なっ、なかなかやるな・・・。」
夕「いや、雰囲気に負けてどうする、雰囲気に!!」
パ「とにかくだっ!!西洋に戻るぞ!」
夕「1人で戻りやがれえっ!」
パ「新・美夕全5巻サイン入りやるから・・・」
夕「・・・・・?」
一「おっさん、持ってるのかよ!?」
ひ「しかも、自分が出てるやつじゃない!」
夕「・・・・・!」
ス「いつサインなんて・・・?」
パ「ふっふっふっ・・・」
一「うわーーーー!俺も欲しいようっ!!」
ひ「もしもらっても、どうせ爛火に持ってかれるでしょ。お前の場合。」
一「いや、死守してみせるぞっ!!」
夕「一狼・・・余計な事言わんほうがいいと思うよ。」
パ「何を言うか。全員分用意できるぞ。」
夕「どうせあんたのサインだろーが!!!」
パ「当り前だろうが。」
ス「そうだ。しまった・・・。この方の性格をすっかり忘れていたか。」
ひ「カールアに売りつけるとか・・・」
夕「爛火もいけるかも。ラヴァとか。」
一「美夕にぶっ殺されるだろ。たぶん。」
夕「とにかく、私は卒業するまでは日本にいるからね。」
パ「いつ卒業できるかわかったもんじゃないだろう。」
ひ「確かにねえ。」
夕「う゛っ・・・!!?」
一「どうしたっ!?」
夕「もっ、物凄い寒気が・・・・・・・・・。」


〜〜〜西洋へ・・・7〜〜〜   投稿日 2002年5月2日(木)

ずどどどどどどどどどどおおおおおおおおおおおっ!!!!
ス「なんつー地響きだ!」
雪麗(以下雪)「ゆーーーーーーーーーらーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!」
夕「でたーーーーーーっ!!!!」
冷羽(以下冷)「失礼な。」
パ&ス&ひ&一「でた〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
雪「きゃっ☆大歓迎じゃないっ!ありがとっ♪」
夕「どこのアイドルだおのれは・・・」
雪「ねー?」
夕「目に星が溶け込んでるよ、おい・・・」
雪「この学校に入りたいのおっ!」
夕「もう入学・転入締め切ってるけど。」
冷「というわけでご相談にあがりましたの。」
ひ「相談?」
一「脅迫?」
冷「雑魚どもは黙っておいでなさい!」
ひ&一「だれが雑魚だって!?」
冷「あら、わたくしいつあなたがたのことだと申しました?」
ひ&一「いつか・・・いつか必ず・・・くっくっくっ・・・」
パ「目が据わってるぞ。」
冷「というわけで、パズス殿。」
パ「は?私か?」
冷「ええ。実は、夕爛の在籍権を、雪麗に譲っていただきたいのです。」
パ「了解した。構わない。」
冷「ありがとうございます。雪麗、良かったですわね。」
雪「わーーーーーーーーーーーい!!」
夕「ちょっと待てって!!!」

 

〜〜〜西洋へ・・・8〜〜〜   投稿日 2002年5月11日(土)

夕「なぜに私でなくパズスに言う!?そしてどうして了承してるんだあっ!!?」
冷「こういったことは保護者に聞くのが当然でございましょ?」
パ「どうせお前は西洋に帰るんだから、いいだろうが。」
夕「あのさあ。一応書類上保護者はナイト・ギアにしてあるんだけど?」
冷「あら。パズス殿のご了解がいただければ、ナイト・ギア殿も反対なさらないでしょう。」
雪「わーーーーーーーーい!」
ひ&一「ちょっと待てや、おい!!」
夕「すげ・・・息ぴったり!」
ひ「この子が同室になるってこと??」
一「この騒がしい奴が??」
ス「いや、お前たちだけには言われたくないだろう。」
夕「とりあえず私が去ることにはなんら反論ないわけね。」
雪「こんな綺麗なお姉様と、かっこいい狼男さんと同室なんて、最高っ!!嬉しくて涙がでちゃうわっ!!」
ひ「あら、なかなかいい子じゃない。」
一「おう、そうだな。」
ス&夕「お、お前ら・・・」
パ「よし。というわけで行くぞ。」
夕「あのさあ。もしかして冷羽と打ち合わせ済みだったりします?」

 

〜〜〜西洋へ・・・9〜〜〜   投稿日 2002年5月18日(土)

冷「ほっ・・・ほほほっ。そんなはずありませんでしょ?」
ひ「思いっきりそうみたいね。」
パ「む。急ぐぞ!船が着く!!」
夕「チャーター済みかい!!!」
雪「元気でねえ!」
夕「・・・くっ・・・いつか必ず・・・くっくっくっ・・・」
一「こえ〜〜〜っ・・・」
ひ「ピシッと諦めなさい。」
雪「きゃーっ!一三子さん格好いいっ☆」
ひ「そっ、そうでもないこともないわよ。」
ス「この女・・・」
パ「というわけだ。で。」
夕「今度は何だよ?」
パ「ここで突然問題です。西洋神魔それぞれの出身国を当てなさい。」
一「おお!それは非常に気になるところだな!!」
夕「・・・とりあえずレム兄弟はイギリスだよね。」
一「何の兄弟だよ?俺、ラムしかわかんねーっぞ。」
冷「つまらないことを口にするものではありませんよ・・・」
雪「れーは様、目がマジですようっ」
夕「おっさんはドイツかなあ。」
パ「私のことだよな。」
ス「俺は?」
夕「スペイン!」
ス「俺が?」

 

〜〜〜西洋へ・・・10〜〜〜   投稿日 2002年5月18日(土)

雪「んじゃあ、昔一緒にオムライス50人前一時間で食べたら500円に挑戦したあのおねーさんは?」
ス「えらく恐ろしい挑戦だな。そりゃ。」
夕「カールア怒るよ。人前で言うなって。」
雪「あは。」
夕「彼女はオーストリア。」
ス「あ゛ー・・・」
一「ところで、さっきの誰か成功したのかっ?」
ひ「あんたオムライスなんて食べられないでしょう?」
夕「私はやらなかったよ。2人が挑戦して、二人とも制覇。ご主人泣いてたよ。」
冷「わたくしでしたらぶち切れてますわね・・・」
夕「あ、珍しく凶暴性を認めたね。」
冷「氷のお人形になりたいのですか?」
夕「あ、いや、いいよ。見苦しいし。」
ひ「たしかに。絵にならないわね。」
パ「うむ。私ならともかく、こいつではな。」
ス「俺のドラゴンでもいけると思うが。」
雪「あたしでもいけるよね♪」
ひ「なかなか絵になるはずね。」
一&夕「冷羽・・・こいつらまとめて氷付けに・・・」
冷「ええ・・・頭を冷やして差し上げたいところですわね・・・」
パ「さ、続きだ。リッパーは?」
夕「スイス」
パ「ナイト・ギアは?」
夕「あ〜・・・オランダかな。」
ス「ハウス@ンボスの似合う男か。」

 

〜〜〜西洋へ・・・11〜〜〜   投稿日 2002年6月1日(土)

パ「むしろ今は住んでいるんだろう?」
ス&夕「え゛?」
一「んなアホな・・・。」
パ「そう報告書にあったが?」
ひ「相当見栄張ったわね。」
夕「さすがに学校の資料室で寝泊りしてるなんて言えなかったんだね。」
ス「あいつらしいというか・・・」
パ「そうなのか?」
ひ「おかげで他の生徒の間で怪談話がでてるわよ。」
冷「ふん。神魔でありながら怪談話などと・・・」
一「やな奴〜・・・」
雪「冷羽様に何てこと言うのっ!!」
夕「棒読みになってますけど?」
雪「うるさいっ」
パ「・・・問題はケット・シーだな」
ス「また突然。」
夕「・・・ケアル族って大移動してそうだし。」
一「俺ずっときになってたんだけど。」
夕「ん〜?」
一「ケアル族、なんだよな?」
ス「ああ、そうだが?」
一「あのオバサンもケアルって名前じゃなかったか?」
夕「そうだったねえ。」
ス「まあ、確かにな。」

 

〜〜〜西洋へ・・・12〜〜〜投稿日 2002年6月1日(土)

パ「名前が世襲制なんだろう。」
夕「そーかな?単純にケアル族っつーのが6人しかいないんじゃないの?」
一「んじゃあ、あいつの親父は??いつも「ママ〜〜〜〜」って言ってたけど、「パパ〜〜〜〜〜」
っつーの聞いたことないぞ??」
ス「そうだったな・・・」
パ「いや、ぴょこっとな。」
夕「いや、またご冗談を。」
パ「いや、ほんとだって。」
夕「いや、さすがにねえ。」
パ「いや、性格を考えろ。」
夕「いや、失礼だよそれ。」
ひ&冷「うざい!!」
パ&夕「こわっ・・・」
一「んで?何だってんだよ?」
夕「細胞分裂したんだ、って。」
ス「なるほどな・・・ぴょこっ、な・・・。ははは・・・」
夕「大丈夫っすか?」
ス「心労が。」
ひ「ほんとに西洋神魔って恵まれないわねー」

 


〜〜〜西洋へ・・・13〜〜〜   投稿日 2002年6月1日(土)

雪「ねえねえおじさんっ☆」
パ「おじさん・・・」
雪「そしたらケアルって名前は世襲じゃないよね?」
冷「いいつっこみですわね。」
パ「まあ、そのどちらかだろう、ということだ。」
雪「あ、そっか!!」
ひ「納得するな!!」
パ「そういうわけだ。よし、そろそろ行くぞ!」
ひ「つながりが読めないわ!」
ス「パズス様の場合、ご自分の頭の中で話が高速に進んでいるからな。お話になられるのがその一部分なだけだ。」
夕「っていうのがあくまでも西洋神魔さん方の見解。」
ひ「あっそ。そういうことにしておいてあげるわ。さ、さっさと行きなさい。」
夕「ひどいなあ・・・ほんとに・・・」
一「また何時か会おうなっ!」
パ「性格としてはこの少年のほうがキツイと見た。」
ス「同感ですね。」

 

〜〜〜西洋へ・・・14〜〜〜(最終回)   投稿日 2002年6月1日(土)

夕「くっ。まあいいよ。わかったよ。んじゃね。」
ひ「近いうちに大仏にご機嫌伺いに行かせるわ。」
一「土産は食い物なっ!!」
雪「因みにこの部屋はもうあたしのだからねっ♪」
冷「松風でも連れていかれます?ってあらっ!?松風??」
雪「まさか第3層に・・・」
冷「置いてきたようですね。」
ス「学籍差し替えはやっておくから安心しろ。」

夕「温かい言葉をありがとう・・・はははっ・・・(目は据わってる)」
パ「では。」

夕「あ、やっぱり歩きなんだ。」


〜〜〜〜〜〜歩きさって行く。BGM:月光(BUC@−TICK)〜〜〜〜〜〜




              完


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