白紙

*土用丑日の鰻なぜ?*

土気」は五気(木火土金水)の中で春夏秋冬の四季節の終わりの十八日間を指す
十二支の辰・未・戌・丑の月にある
この土用は各季節の中間にあり季節の移り変わりの転換作用となる

未月の土用は「火気」に相生され、陽気が強烈で暑気当たりもあった
土用の「火気」を抑制するため「水剋火」の理により相対する丑月の「水気」を以ってした、丑月と未月を合わせるかわりに「未月土用丑日」を定めた
但し、その日に牛を食べればよいが牛は農耕での聖獣であり食肉し禁忌であった
鰻は丑の「ウ」で、水中の生物で「水剋火」の呪物として最適であった

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