青森津軽編

青森温泉めぐりの旅、日本海側から津軽半島をひとまわり


百沢(ひゃくざわ)温泉

弘前から、まずは日本海目指してGO! もちろん途中の温泉もcheck!

弘前から日本海へ抜ける鯵ヶ沢街道は、岩木山の裾を回り込むように続いている。その岩木山のふもとに百沢温泉はある。観光向きの温泉ではないが、湯治で来る人がけっこういる。風呂はというと、少し熱めの茶褐色の湯である。含重炭酸土類-弱食塩泉という、ちょっと聞きなれない 泉質だが、その効能は高いそうだ。飲んでよし、入ってよし、湯治客が多いというの もうなずける。

ちょっと熱めの湯だ


嶽(だけ)温泉

温泉旅行記 青森津軽編は、ちょっと地味な温泉で始まったが、さっそく次の温泉、嶽(だけ)温泉へ向かった。嶽(だけ)温泉は10軒程の宿がかたまって建ち、ささやかな温泉街を形成している。土産物屋にはしどけあいこうひめたけといった地物の山菜が並んでいた。これどうやって食べるんだろう? 

土産物屋に並ぶ山菜

さてさて温泉だ! 山のホテルで風呂に入ることにした。露天こそないが、内湯は総ひば造り。小さいながらも落ち着きがある。ややイオウの匂いがする湯はやわらかで、温泉を主張しすぎない品の良い湯だ。ただひとつ残念な のは、湯船が小さいことだ。落ち着いて湯船につかっていられるのは二人まで。三人 が一度に入ったなら、妙な緊張感が漂うことは間違いない。

ひば造りの浴室

宿に併設されている食事処に、またぎ飯なるメニューがある。舞茸、キジ、ごぼうなどが入った炊き込み飯なのだが、これがいける! いっしょに出される土瓶蒸しもうまい。炊き上がるまでしばし待つ間にビールを注文すると、ジョッキとともにイトウの皮と骨のせんべいが付いてきた。これが香ばしくてビールに良く合う。

食事と風呂をセットで注文すると、1000円の入浴料はただ同然に値引きされる。 これはお得!

またぎ飯 イトウの皮と骨のせんべい


弘前から岩木山の横を通って、日本海が見えた時はもうヤッタ〜ッて感じ。青〜い海がすんごくきれいで、しばらく見てたなぁ〜。

この後、一旦岩崎村まで下り、そこから海岸沿いにぐるっと津軽半島をまわります。


日本キャニオン‥? 黄金崎不老不死温泉は最高!

次のページへ