青森下北半島編
青森温泉めぐりの旅、最後は下北半島の温泉めぐり
菜の花の町、横浜町
青森の朝市でウニ丼を食べたら、さあ下北半島の湯めぐりだ! 野辺地から陸奥湾に沿って国道279号(むつはまなすライン)を北上した。左手に海を見ながらの快適なドライブだ‥‥。横浜町にさしかかると、おっ、一面の菜の花畑が出現! 黄色い花が陽に輝いているではないか。ほんと、いい時期に来たなぁ〜。
一面の菜の花畑
ドライブインで菜の花ソフトクリームを発見。さっそく試食。色は確かに黄色い。味はというと‥‥、みなさん試してみてくださいナ。他にも菜の花ラーメンやら、菜の花うどんといった怪しげなものが‥‥。
菜の花ソフトクリーム
ソフトクリームを食べて一息ついたら、日本三大霊場の恐山まで一気に走ります。
恐山温泉
日本三大霊場の恐山。風呂を目的に来る人はまずいない。いわば究極の温泉穴場スポットである。
とりあえず参拝して、辺りを観てまわる。激しくガスを噴き出す荒涼としたがれ場‥‥というイメージだったが、思ったほどではない。これなら箱根の大涌谷のほうが見ごたえがある。「写真を撮るな」という看板が立っているので、ここでは素直に従うことにする。場所が場所だけに、変なものが映ってたりしたら怖いから‥‥。
恐山の参道
本堂に続く参道の両側に3 つの湯小屋があり、誰でも入浴できる。たまに観光バスで団体客がやってくるが、風呂に入る者はまずいない。湯小屋はどれも大体同じ造りで、古滝の湯と冷抜の湯は男女別、花染めの湯は混浴である。湯の華が多く、いおう臭の強い湯はまさしく温泉。ただ場所が場所だけに、風で小屋がきしむと、何か別のものがいるようで気味が悪い。湯はいい。500円の入山料も、入浴料込みと思えば高くはない。
恐山に行くなら、手拭いを忘れずに!
花染めの湯
木造りの素朴な湯船
山の温泉、海の温泉
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