カナダ国立公園第一号の温泉


ロッキーを越えカルガリーへ

バンクーバーで飛行機を乗り継ぎカルガリーへ。ロッキー山脈をひと跨ぎ、眼下には雪を纏った山々が‥‥。おーっ、いいトンガリしてる! カナダに来るのはこれで二度目だが、温泉は初めて。いったいどんな温泉が待っているのだろう?
カルガリーといえば、1988年に冬季オリンピックが開かれた街、スピードスケートの黒岩彰が銅メダルをとった地だ。空港から車でしばらく走り目に飛び込んできたのは、夕陽にシルエットとなってそびえるジャンプ台。オリンピックのジャンプ競技が行われた場所だ。タワー型のスタート台、そこに立つことを想像しただけで背筋がゾクゾクしてくる。このカルガリーから車で1時間半、バンフ国立公園が今回の目的地である。

ロッキーの山々を眼下に‥

スキージャンプ台

トランスカナダハイウェイは、ロッキーの山々を仰ぎ見ながら走る快適なドライブルートだ。道路にガードレールや中央分離帯などはなく、幅広の道がどーんと続いている。広い谷に針葉樹の森、その両側には険しい岩山が連なる。氷河によってできた谷、ノコギリの歯状の山々は氷河によって削り取られた証。カルガリーからバンフまではこのトランスカナダハイウェイ1号線で1時間半程。

トランスカナダハイウェイ

ノコギリ状の山

バンフの街に着く頃には、辺りは暗くなっていた。ホテルチェックイン後は、街に出て情報収集、そして夕食。やっぱりここアルバータ州バンフに来たら、名産のアルバータ牛を食べとかないと! バンフ大通りをぶらぶらしながら、レストランを物色する。何軒目かのレストランの窓に貼ってあったスキーヤーズスペシャルというサービスメニューがどうも気になった。行ってみよっか! 値段は$14.95、日本円で¥1200〜1300といったところ。これで14oz(約400グラム)リブステーキとスープ、パン、付け合せのサラダとポテトかパスタが付く。安いなぁ〜! さて味は‥‥。う〜ん固い! 味は悪くないのだが、噛み切れん。アゴがえらく疲れる。今度ステーキを注文する時は絶対にレアにしよう。

夜のバンフ大通り

400グラムのリブステーキ


ちょいとスキー、そして温泉つかりましょ!

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