釜山の温泉アニョハセヨ!


釜谷(ブゴク)温泉2

ひと風呂つかったら腹が減った。今日は朝早く宿を出てきたので、まだ何も食べてない。さあ飯だ! うーんこれ食堂かなぁ? ガラス窓にはハングル文字がぎっしり。とにかく読んでみる。センカルビ、トルソピビ、サムギョプサル、テジカルビ、プルコギジョンゴル‥‥。みんな食べ物の名前だ。間違いない、食堂だ! 「アニョハセヨ!」 ドアを開け座敷に上がりこむ。何にしようかなぁ‥‥。壁にかけられたメニューの中で、一番惹かれたのはトルソピビ(石焼きビビンバ)。あのジュージュー焼ける音と香ばしさが好きなんだよなぁ。「トルソピビ チュセヨ(石焼きビビンバください)」やがてジュージューと運ばれてきたトルソピビ。混ぜて混ぜて‥‥、あれっ、運ばれてきた時はあんなにジュージューいい音してたのに、もうおとなしくなっちゃったぁ。とにかくいただきまーす。味はまあまあってとこかな。器の焼きが足りなかったのが残念。もっとアッチッチッに焼いて欲しかったなぁ。

ハングル文字だらけの食堂入口

トルソピビ(石焼きビビンバ)

さ、お腹も膨れたところでもうひと風呂。釜谷にはブゴクハワイという施設がある。なんでも福島の某温泉リゾートをモデルに造られたというもので、ホテル、結婚式場、室内プール、野外プール、温泉、遊園地、植物園‥‥などなどが集まる総合レジャーランドだ。話のタネにいっちょいってみよ〜っ! テーマパークのようなゲートは、家族連れがいっぱい。ひとりぶらぶら風呂に入りに来てる日本人なんて俺ぐらい? ま、とにかく風呂。

巨石や椰子の木を配した大ジャングル浴場は、大〜きな体育館のような空間。そこに人、人、人‥‥。ちょうど日曜であったためかイモ荒い状態。何処も同じ温泉人気。あまりに人が多すぎて写真を撮るどころではない。どっちを向いても丸禁写真になってしまう。この広い空間に湯温の異なる浴槽がいくつもいくつも‥‥。洗い場もいっぱいある。天井から落ちてくる強力打たせに洞窟風呂、あかすり台、朝鮮人参風呂、そしてもちろんお決まりのサウナも。はしご湯するだけで目が回る? ここの湯も硫黄泉のはずなのだが味・香りとも全くないなぁ。

ブゴクハワイの入口ゲート

ポスターをパチリ

なんか疲れた。温泉に入り過ぎたのかなぁ‥‥。で、次はどこへ行こう? 釜山郊外でもう一ケ所、気になる温泉地があった。馬具山(マクムサン)温泉。ここからそうは遠くないと思うのだが‥‥。とりあえずバスターミナルで馬具山(マクムサン)温泉への行き方を訊ねてみる。カタコトの韓国語と筆談で何とか行き方が判明。どうやらバスで一度山越えし、馬山(マサン)駅でバスを乗り換えるらしい。ここでひと思案。足を伸ばして馬具山(マクムサン)温泉へ行くか、釜山市内に戻って海雲台(ヘウンデ)温泉に行くか‥‥。悩んだ末、時間と体調を考え海雲台(ヘウンデ)温泉へ向かうことにした。馬具山(マクムサン)温泉は次に来た時の楽しみにとっておこう。釜山へ戻るバスは適度な暖房で快適だった。バスが動き出すとすぐ眠気がおそってきて‥‥、気がつくと釜山のバスターミナルにちょうど到着するところだった。すっかり1時間程寝てしまった。さて地下鉄に乗り換えて海雲台(ヘウンデ)に向かうとするか。


ふぐちりは食べられるのか?

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