続・釜山の温泉アニョハセヨ!
馬金山(マクムサン)温泉へ
電車の旅
翌日、朝一番で釜山駅へ向かった。掲示板には8:10釜山発ムグンファ号は1番線から出発とある。まだ少々時間があるのでベンチに座って待つ。日本と違ってホームに勝手にでることはできない。ホームへ降りる階段の上にゲートがあり、出発時刻の少し前にここを開け、改札するのだ。
終点はあの生ダコで有名な木浦(モッポ)かぁ。所要時間は7時間、今回は途中の昌原(チャンウォン)で降りるが、そんなのんびりした電車旅というのもいいなぁ‥‥。そんな思いを巡らせているうちに改札が始まった。出発だ!
大きな窓、ゆったりした車内は綺麗で快適だ。車内アナウンスは韓国語、英語、日本語、中国語で流れる。降りるひとつ手前の駅名のつづりを頭に叩き込んでいたのだが、そんな必要はなかったようだ。
朝飯にと釜山駅前で買い込んだキムパプ(韓国風のりまき)2000ウォン(200円)を開く。御飯が酢飯でないのとごま油の香りがするのが日本式と違うところ。どれ、ひとつ‥‥。うーん、味がないな。おかずが必要だ。コンビニで買ったおにぎりも出す。キムチ味とプルコギ味、こっちは結構いける。
ムグンファ号
キムパプ(韓国式のりまき)
キムチ味とプルコギ味
沙上(ササン)を過ぎると徐々に建物が減り、のどかな風景に変わってくる。連なるビニールハウス、若緑の草原、線路は川沿いに続く‥‥。
線路は川沿いに続く
みずみずしい緑
昌原(チャンウォン)到着
9:25、定刻通り昌原(チャンウォン)に到着。案外賑やかな感じの街だ。さてバス乗り場は‥‥。駅前の大通り沿いにバスの停留所を発見。釜山のインフォメーションで教えてもらった路線番号(21-1、21-2、90、90-2、91-2、40、40-1)のバスを待つことにする。バスはすぐにやってきた。ステップを上がり、運転手に聞く。「マクムサンオンチョンカヂ(馬金山温泉まで)カヨ(行きますか)?」 すると運転手、首を横に振り、道路の反対側を差す。あっ、逆方向なのね。道路を渡って再びバスを待つ。やがて来た90番のバス、「マクムサンオンチョンカヂ カヨ?」 すると「乗れ」の合図、ヤッターッ! これで馬金山温泉には着いたも同然!
着いた!
昌原(チャンウォン)駅
昌原駅前
念願の馬金山温泉はもうすぐそこ!