賀老の滝

賀老の滝へ行く前に、まずは腹ごしらえ。道の駅よってけ!島牧の少し手前にある小さな食堂「賀老食堂」ののれんをくぐった。

これが当り! 刺し身定食1500円は実に盛りだくさんでうまいっ! 活〆平目、ウスメバル、ソイ、タコ、ボタンエビ、これに塩辛、酢の物、おひたし、香の物、御飯、味噌汁がつく。魚は日によって変わるらしい。 大満足!

刺し身定食1500円

賀老食堂のすぐ前で国道229号を折れ、千走川に沿って上流へ向かった。ここから約10km程走ると賀老渓谷。山にはまだ雪が残り、涼しそうだ。

まだ雪が残る山々

千走川に沿って上流へ

滝まで続く細い遊歩道は、長く階段が多くてしんどい。やっと滝まで辿り着いてびっくり! こんな立派な滝だったとは‥‥!

幅35m、落差70mの滝は轟音をたてて流れ落ちる。けっして有名どころの滝にひけをとらない。周りの岩肌は柱状摂理で独特の模様をつくりだしている。それにしてもこの滝を見るための展望所、数人のればいっぱいという小さなもの。団体では記念撮影など到底できない。しかし、こんな素晴らしい滝が、ガイドブックにも載っていないとは驚きだ。

賀老の滝

賀老駐車場に戻ると一角から何やら煙りが上がっている? ストーブのような‥‥。近づいてみるとお手製の調理台。鍋の中にはヒメタケがいっぱい。

「ヒメタケをゆがいてるんですか?」

「タケノコだよ。」「‥‥?」

「北海道にはモウソウチクのような大きなタケノコはないので、これのことをタケノコって言うんだ。」 ‥なるほど。

タケノコはこのすぐ裏で採れるのだと言う。採ってからすぐゆがいた方が味が落ちないので、ここでゆがくのだそうだ。

ヒメタケ

ストーブ、調理台?


島牧漁り火温泉

賀老渓谷で涼しい緑を堪能した後は温泉、温泉っと。海まで戻り、島牧漁り火温泉へ。

なんか気に入っちゃったなぁ〜。小さな施設だが、何の飾り気もないのがいい。露天風呂は目の前がもう海。絶好のロケーションだ。夜はここから漁り火がみえるのだという。う〜ん、いい! 元漁師だというおじいさんと、おしゃべりしながら長湯してしまった。

目の前は海

この後さらに北上を続け、自家発電の一軒宿へ‥‥、そしてあの有名なラジウム温泉、まだまだ知名度の低いマイナー温泉などを巡ります。この続きは 北海道 道南<南下>編 でどうぞ。


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