雷電温泉

朝日温泉から来た道を引き返し、海に出た。やっぱり海は広くて雄大だ! こんな海をみながら風呂につかれたら‥‥。 あっ、あった!(ちょっと、わざとらしい) 雷電温泉ホテル雷電、さっそくつからせていただこう。

大浴場からの眺めは◎!! お見事。眼前にはどーんと海。小細工の必要なし! これも天井まで続くおっきな窓のおかげ。ここから夕陽や漁り火を眺めるなんて‥‥、いいなぁ。景勝 弁慶の刀掛岩もちゃーんと見える。湯は無色透明な単純石膏泉だ。

弁慶の刀掛岩も見える(写真中央)


追い分けソーランライン、雷電国道と日本海沿いに巡ってきたので、一旦日本海を離れ、内浦湾方面を目指すことにした。 ‥‥と、その途中なにやらプレハブ小屋のような‥‥ えっ、これ駅だ! ってことはここは駅前か〜?

実はJR函館本線のれっきとした駅。ぱっと見渡して周りには何にもない。なんでこんな所に駅つくったの? 自転車が4台だけ停めてあったが、ここから通学???

これでも駅舎

れっきとしたJRの駅


二股ラジウム温泉

道南の温泉で最も知名度が高いのは、おそらく二股ラジウム温泉であろう。癌をも直すといわれるその効能から、湯治で訪れる人も多い。石灰華ドームと呼ばれる温泉沈着物でできた岩は、天然記念物にもなっている。道南に行ったら、必ず立ち寄ってみようと思っていた温泉だ。

湯船は温泉成分の沈着で、元の形が分からないくらい変形している。異様な雰囲気だ。あんまり長くつかっていると、この湯船のように自分も変形してしまうのではないかと心配になる。石灰華ドームをながめながらはいる露天風呂もある。それにしても天然記念物(石灰華ドーム)の上に、露天風呂って造っていいの? 

いくつもある湯船には茶褐色の湯が

変形した湯船

石灰華ドームを眼前に露天風呂

宿の玄関そばで湯の華工芸なるものを売っている。なんでも温泉に一ヶ月ほど浸けておくだけで、温泉成分が沈着し、どんなものでもこんな風になってしまうらしい。

それにしてもこの品々、どっかで見たような‥‥。すぐ隣にあった自動販売機には、オロナミンCやリアルゴールドが‥‥。とっても似てません? 一個300〜500円。廃物利用でさらに儲かる?

湯の華工芸 一個300〜500円

隣にあった自販機


こてこての温泉の次は、さっぱりした山の温泉

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