北海道 道央編 (ヌプントムラウシ〜かんの温泉)
ヌプントムラウシ温泉からトムラウシ温泉を経てかんの温泉へと向かう
ヌプントムラウシ温泉
湯につかるまでの道は長い。よっぽどの 好き者でなければ、きっと途中で嫌になる だろう。道道718号あけぼの橋から林道へと入る。入り口には曙橋とはっきり書かれた木の標識があるのでわかりやすい。ここから未舗装路を13〜14キロメートルひた走 る。道すがら鹿が飛び出してきたが、熊 が現われてもおかしくないところだ。
ヌプン13kmと書かれている
本当にこの道であっているんだろうかと不安になるが、ヌプン13kmの標識を信じてとにかく先へ進む。ほどほど走ったころ、小屋がみえてきた。その先の河原には車が何台か止めてあり、15人ほどの人がキャンプか何かしているようだ。たどり着くまでまったく人気がなかっただけに、不思議な感じだ。ひっそりとした秘湯を想像していただけに、ちょっとがっかり。まあ、とにかく湯につかるとするか。
この橋を渡って温泉にいく
露天の風呂は四角いコンクリート製で、男女の別はないがしっかりした脱 衣場がある。当然のことだが目隠しはなにもない。たまに湯船の様子を見にくる人や、奥の湧き出しを見にくる人が横を通るが、まあ、気にしない。湯はぬるぬるした感触でイオウ臭 だ。誰かが調節したのか、実にいい湯加減だ。手作りの湯船がよければ、川のそばに掘ることができるらしい。
ヌプントムラウシの露天風呂
まだまだ陽は高い。お隣トムラウシ温泉へ行こう!
次のページへ