6月中旬、八幡平見返峠の辺りはまだ雪景色。ここから秋田側へ下りながら濃い温泉を巡ります。
蒸ノ湯(ふけのゆ)
峠からほんの2、3km下ると蒸ノ湯（ふけのゆ）である。荒涼としたがれ場のいたるところから、噴気が上がっており、”危険””立入禁止”などの立て看板がそこここに。露天風呂はその中にあった。シチュエーションがシチュエーションだけに、ちょっとドキドキする入浴である。湯は白濁しており、強い硫黄臭がする。もっとも臭いは湯からというよりも、辺り一面から立ち上る噴気の臭いだろうが‥‥。湯は熱かった。ちょうど湯守が、源泉と沢水を合わせて湯加減の塩梅を調節していたが、こりゃ素人じゃ無理だなぁ。超微妙。
男女別となった露天風呂の女性用の方からは、ワーキャー声があがっている。どうやらおばさんのグループらしい。さすがにどこに行ってもおばさんは元気がいい。
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荒涼とした風景、この中に‥‥ |
男性用露天風呂 |
蒸ノ湯の内風呂は、いー感じの渋さ。浴室は総青森ヒバ造り。じっくりつかりたい風呂ですねぇー。洗い場には湯が流れる長細い湯だめ。渋カッチョイー！ ちなみに、宿から離れたがれ場の露天とは別に、この建屋にも露天風呂がある。荒涼とした雰囲気に気おくれする方はこちらへ。
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んーっ |
渋い！ |
超穴場温泉！
