新平湯温泉

今夜の宿は新平湯温泉の静岳館。ささやかな混浴の露天風呂を持つ宿である。宿の玄関には「温泉友の会御一行様」と書かれた黒板が‥‥。ちょっと拝借して記念撮影。

ひと風呂浴びて、さて夕食‥‥。と、何やら変わったひと皿が‥。「しろつめくさ」や「さんしょ」など、野草の天ぷらだ。くせが抜けていて意外にもこれはいける。ただ、どくだみの天ぷらだけは、いかにもという味でいただけない。

メンバーが持ちよった日本酒の数々。左から青森のじょっぱり純米吟醸、徳島の瓢太閤(ひさごたいこう)大吟醸、福井の白山芳水大吟醸、長野の天法純米吟醸。温泉友の会のメンバーのほとんどは、日本酒友の会のメンバーでもある。呑み比べてはうんちくをたれる‥‥。

各地の地酒

温泉友の会の合宿では、露天風呂に木桶を浮かべて、日本酒を一杯いただくのが、恒例の行事になっている。部屋での厳正なる吟味の結果、晴れて露天風呂に浮かぶことになったのは天法純米吟醸。


湯に浮かべるなら、やはり大きめの寿司桶がいい。安定感があって四合瓶をのせても、ほらこのとおり! ぷかぷか漂うさまは、なかなかきまってるじゃありませんか。星を見上げながらクイッとやるのも、またオツなもの。露天風呂で飲む酒は、不思議と悪酔いしない。途中で小雨が降ってきたので、傘をかぶせてみたが、これがけっこう似合うではないか! 

露天風呂に浮かぶ桶1号(もちろん自前)

雨が降ってきたら‥

特に素晴しい宿‥‥というわけではないが、この辺りでは珍しい混浴の露天風呂である。宿のキャパも小さいだけに、貸切状態になる可能性は大きい。カップルには穴場かもしれない。


新平湯温泉では朝市がたつということなので、早起きして出かけてみた。行ってみると‥‥、なんじゃこれは! ただの土産物屋ではないか! はっきり言って期待はずれ↓↓ 周辺の温泉地にも朝市がたつらしいが、同じようなものなのか‥? ひとつだけほめるとすれば、1個200円のほお葉寿司か。あっさりした味は、二日酔いぎみの胃にもやさしい。

朝市?のほお葉寿司


新穂高温泉、川辺の露天風呂につかろう!

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