鴬宿(おうしゅく)温泉
玄武温泉から南下し、国道46号を跨いでさらに進む。鴬宿温泉の入口には大きなホテルや旅館が点在する。奥へ進んでいくと道幅が狭くなり商店や小さな旅館が並ぶ温泉街になる。その奥に位置する長栄館でひと風呂つかることにする。長栄館は大きくて立派な旅館であった。私の経験では宿の規模が大きくなる程、湯は循環濾過で味わいのないものになってしまうことが多い。しかしここの湯は‥‥。
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鴬宿温泉街 |
長栄館 |
こういう大きなホテルで、こんないい湯に会うとは正直思わなかった。湯の華が舞う湯、それは掃除を怠ったからではない。源泉をそのまま湯舟に注ぎ、湯を循環などせず掛け流しするからなのだ。湯は毎日抜いて清掃するという。きっと湯量のある源泉を持っているのだろう。お見事！
あとマッサージ椅子がタダなのがいい。私はマッサージ椅子をこよなく愛している(?)が、大抵は100円を入れて使うようになっている。これがどうも納得いかない。私にとってマッサージ椅子は、扇風機やドライヤーと同じ大きな浴場には当然あるべき設備なのだ。安くはない宿泊費や入浴料を払うのだから当然だと思うのだが‥‥。話は逸れてしまったが、温泉はやっぱり湯が命！ 温泉旅館や日帰り入浴施設の御主人、いいお湯につからせてくださいね！
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源泉掛流しの湯舟 |
湯の華 |
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