鹿児島編 (えびの高原〜吹上温泉)

えびの高原から、人吉、湯の児温泉を経て吹上温泉へ向かう


えびの高原

今日は最高に天気がいい! 「山は天気がいい日に行け」というのが私のモットーだ。まずはえびの高原ビジターセンターに立ち寄り情報収集。空撮写真やジオラマで、えびの高原の地形や自然を一夜漬け、ならぬ即席漬けした。あの韓国岳(からくにだけ)の山頂に立ったら気持ちいいだろうな〜。しかし、私は登山家ではない。あえていうなら温泉家である。山頂はあきらめ、登山道入り口付近に広がる賽の河原といわれる辺りを散策した。遮るもののない荒涼としたがれ場は、まだ5月だというのにめらめらと熱い。

亜硫酸ガスが噴き出す賽の河原

温泉のもととなる大地のパワーをしっかり観察したら、次はその恵みにあずからねば‥‥。賽の河原から少し下った道路沿いに、えびの市営露天風呂がある。渓流を塞き止めて露天風呂にしているのだそうだ。しかし、私が訪れたときは湯温が低くて入ることができなかった。‥‥残念。

えびの市営露天風呂


白鳥温泉

白鳥温泉には上湯と下湯の二つがある。私は下湯を試してみることにした。湯は熱めで、露天風呂はあまり解放感がなく、風通しも良くなかった。今度来るときは絶対上湯へ行こ う。高台にあり眺望もよく、涼しそうだった。


京町温泉

玉泉館という宿に、すっぽんぽん風呂という露天風呂がある。風呂の脇にたぬきの置物が置いてあったり(?)、石を組んでささやかな洞窟風呂なるものを造ったり‥‥、理解に苦しむ。町の中ゆえ、塀に囲まれた狭い庭に、無理にいろいろ風呂を造った‥‥という感じ。あえて足を運ぶ価値はない。


ところで、白鳥温泉や京町温泉は鹿児島県ではないと気付いた方はなかなか鋭い。このページは鹿児島編である。でも、まぁいいじゃないですか。次は熊本県の人吉温泉と湯の児温泉に立ち寄りますよ!

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