ランプの宿 駒の湯山荘

いよいよ目的地、ランプの宿 駒の湯山荘に到着。

宿の屋根越しに雪山が‥‥。11月半ばともなれば当然か。実は我々は、この宿の今年最後の客なのである。というのは、新潟の雪深い山中にある駒の湯は、この日の営業を最後に冬期休業に入るのである。もうあと何日もすれば、この辺りも雪の世界に塗変えられてしまうのであろう。冬はもうすぐそこまで来ているのだ。

駒の湯の屋根越しに‥‥

ランプの宿‥‥といっても、現在は発電機でおこした電気式である。だが、程よい暗さが気分を盛り上げてくれる。

夕食には山の幸が並ぶ。決して贅沢ではないが、しめじや舞茸などをホイルの上であぶって口に運べば、これこそ贅沢じゃないのかな‥‥という気がしてくる。

夕食


駒の湯で特筆すべきは何といっても風呂。川縁に造られた露天風呂は、シチュエーションGood! さっそくザブッと‥‥、飛び込んだらきっとびっくりするだろう。実はこの温泉、33℃の源泉をそのまま使っているのだ。だから、ほとんど水に入る感覚。寒い季節、これはこたえる。隣に沸かした湯の小さな湯船があるので、こちらで暖まる。のぼせそうになったら、冷たい湯船でほてりを冷ます。これを交互に繰り返せば長くつかっていられる。

露天風呂へは階段を下っていく

先に入っていたおばさん。もう2時間もつかっているとか‥。つわもの。

この温泉、冷たい湯にじっとつかっていると、すぐに体中に小さな気泡がびっしり付く。これがはじけるときに超音波がでて、体の芯に効くのだそうだ。沸かした湯ではこの泡は付かない。だから冷たい湯にじっとつかる。我慢大会のようである。今度は絶対夏に来よう!

川縁にある露天風呂

内湯のすぐ外にも露天風呂があるが、沸かした湯船がないので、寒くなったら内湯にある暖かい湯船で体を暖める。しかし、寒いなどと言っているようでは、まだまだ修行が足りない。本を読みながら何時間もつかる強者もいるのだから。

内湯のすぐ外にある露天風呂

内湯


各部屋に備え付けられた虫捕り用テープ。ちゃんと図入りで使用方法も書かれていた。そうなんです、かめ虫がいっぱい出るんです。でも、説明書のとおり、ラザニアのようにはさんでポイッ。

虫捕り用テープ


謎の? ‥‥奥レク公園‥‥

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