酒宴そして外湯へ

夕食を済まし、部屋で野沢菜をつまみに日本酒をやる。酒は二本用意しておいた。ひとつは静岡県清水市の「臥龍梅 特別本醸造生原酒 滓がらみ」、もうひとつは高知県の「美丈夫 麗 うすにごり」。どちらも生生(火入れを全くしていない酒)の新酒だ。臥龍梅はふわっと香る吟醸香に、ピチピチとした舌触りでさわやかな呑み口だ。美丈夫は栓に「開栓注意」と書いてある。火入れせず酵母が瓶中で生きているため、少しずつ醗酵が進んでいるのだ。瓶中に溜まった炭酸ガスのため、栓を開けたとたん酒が噴き出してしまうこともあるので注意が必要だ。この美丈夫はおとなしめであった。滓甘さと炭酸味ですいすい呑めてしまう。

野沢菜と臥龍梅

美丈夫 麗うすにごり

さて風呂に行ってくるかな。松葉の湯、大湯、河原湯と立て続けにはしごする。しっかり熱い野沢の湯、どこも源泉をかけ流す本物の温泉だ。感触があるいい湯だったが、酒のため細部までよく思い出せないのが残念だ。大湯前には足湯が造られていた。当然のことしっかり熱い。

 

大湯前の足湯

河原湯

昼はこんな感じ


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