山陰温泉紀行島根編 −島根県西部をめぐる−


美又温泉

体はずいぶん疲れてきている。おそらく軽い湯あたりなのだろう。少し休みながらペースを落としていこう。 有福から少しだけ山に入ったところにある美又温泉に立ち寄った。数軒の宿が通りの両側に建つ静かな温泉街。共同浴場の美又温泉会館はその入り口に建つ。 ここでつかるかな!

美又温泉街

湯舟は案外大きく、浴室の6割ほどが湯舟である。アルカリ性単純温泉の湯は何とpH9.5! つかってみるとややぬるぬる感がある。これが湯上がりにはさらさらすべすべになる美人の湯なのだ。湯舟は浅いところとやや深いところがある造り‥‥。これって‥‥そうだプールだ! 小さい頃よく行ったプールと同じだ!

美又温泉会館

pH9.5の美人の湯

美又温泉会館の受付の前に、何故か並べられている野菜の数々(結構ジャマ)。袋には生産者の名前が記されている。やっぱり生産者が明記されていると安心だなぁ。ぶどう1パックお買い上げ!

八百屋ではない、ちなみに‥

袋には生産者名が


セルフのガソリンスタンド?  いーや、温泉スタンドなんです。その名も美人湯温泉スタンド。温泉街のはずれにあります。10円で20リットル、100円で200リットル湯がでるそーです。これって安いよねぇ。

美人湯温泉スタンド

ノズル


お茶と食事もんめ

おばちゃん2人で切り盛りしている小さなお店だ。カレーが無性に食べたかったが、どうやらここには無いようだ。肉うどんで我慢するか。食べるのに一生懸命で気が付かなかったが、箸袋にはきれいな絵付けがされている。そして裏には「友の火に みせられとんで もゆる蛍」の句が。そういえばメニューも手書きの墨絵。聞けばこれらは自分たちで書いているのだという。何かいいなぁ。ご馳走さま!

もんめ

カレーはなかったが‥

手書きのメニューと箸袋


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