口之津温泉

南有馬町からさらに南下し、口之津町までやってきた。海辺に建つ国民年金健康保養センターくちのつ。ここで温泉につからせてもらう。フロントで入浴をお願いする。「350円になります。」 あれっ、入浴料は500円じゃなかったっけ? 「4時から350円になるんです。」 時計を見ると4時5分。今日はついてる!

浴室はがらがら、またしても独り占めである。湯は無色透明無臭ながら感触がある。この手触りは‥‥確かに食塩泉。循環ながら感触はしっかり残っている。さて露天風呂は‥‥。柵で見晴しはきかず、残念ながら海を臨む眺望はない。しかし松林を抜けてくる潮風の香りに、海辺の温泉を実感する。

内風呂

露天風呂

ここまで島原半島の海岸沿いを時計回りにぐるりと回ってきた。その間ずっと並行していたのが島原鉄道。島原鉄道は諫早を発し、島原半島を時計の10時から7時の方向まで4分の3周ぐらいしている。そしてここ加津佐が終着駅となる。ここまで道路の海側になり山側になり、何度も交差しながら来たがここでお別れ。ここからは線路のない風景だ。

加津佐駅

線路はここまで

加津佐の海


湯煙たなびく温泉街

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