小浜温泉 -小浜の宿-

ぐるりと島原半島を回って小浜温泉に戻ってきた。あちこちからたちのぼる湯煙、い〜ですねぇ! わくわくする。二日前はここを素通りして雲仙に向かったっけ。今度はしっかり味わおう!

まず宿に落ちつこう。今夜の宿は春陽館、どっしりした構えの和風宿だ。大きく張り出した唐破風が旅人を迎える。内部はずいぶんと手が入っていて、和風旅館のイメージとはちと違う。戸惑いながらも部屋に荷物をとき、ちょっとひと息。しばし息を整えたところで、風呂だ! 今はとにかく風呂につかりたい!

湯煙立ち上る小浜温泉

春陽館

大きく張り出した唐派風

春陽館は玄関付近が3層構造であるが、7階建ての新館が隣接している。7階というのは結構高い。この屋上にある露天風呂はなかなか爽快だ。誰も見てはいないだろうという安心感、 見渡す海そして空の広さ、開放感抜群! さっぱりしたところで夕食タイム。夕食は程よい量で落ちついている。ウチワ海老、鯛の昆布〆、あらの湯引き‥‥。

屋上露天風呂

爽快!

夕餉

夕食の後、再び風呂につかりに行く。無色透明の湯、湯の中で手を握るとしっかりと食塩泉の感触がある。内風呂のすぐ外側にはささやかな露天風呂が‥‥。ちょいと狭いが火照った身体を夜風にあてながら湯あみする。湯口には白く結晶した塩。小浜は高温の食塩泉で有名だが、湯口では仄かに硫黄が香る。

内風呂

ささやかな露天風呂

湯口には塩が

翌朝、朝飯前にもうひとつの内風呂につかり、身体を内臓から目覚めさせる。風呂上がりは腹が減る。朝食も美味しくいただいた。

朝飯前にもうひと風呂

朝食


個性豊かな共同浴場

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