山陰温泉紀行<海・カニ編>
山陰温泉紀行、4話にわたり御紹介する第2話目は、海と海の幸を堪能する!
久美浜温泉
滝が流れる露天風呂というふれこみ。ささやかに流れる滝に手をつけてみると確かに湯だ。しかし湯船よりはぬるい。この滝は飾りか? まあ滝は別として、ゆったりした露天風呂はなかなか気持ちがいい。内湯の倍はあるだろうか。しかし、露天脇にある薬草湯‥、かなり強烈な匂いを放っている。風向きが逆なら気にならないのだが‥‥。
滝の流れる(?)露天風呂
久美浜温泉から海岸線をたどり、香住温泉へ向かうことにした。
竹野町から香住町にかけては、入り組んだ海岸線が続く。海は青くきれいだー。深呼吸して海風をいっぱいに吸い込む。胸は潮の香りとこれからの旅への期待でふくらんだ。
海がきれいだー
淀洞門
国道をはずれ、海岸沿いをのんびり走っていた。ふと振り返ると半島に穴が‥‥。
近づいてみると、高さ20メートル近くもある大きな穴があいている。内部には波が押し寄せては返す。向こう側の海と空の青が、洞門内部とのコントラストの違いでくっきり映える。いい色だ。
半島にあいた穴
近づいてみると‥
はさかり岩
その名のとおり、どーしてこんなとこに挟まっちゃったの‥‥という岩だ。かなり大きな岩塊が、絶妙のバランスでひっかかっている。なんでもまずレキ岩層の地層に沿って洞門ができ、その後天井が落ちて途中に挟まったのだという。ほんとうにそんなにうまくいくのかな?
はさかり岩
香住温泉でカニ&湯!