かすみ丸

香住港の辺りでは三姉妹船長の看板がよく目につく。‥‥三姉妹船長‥‥? 妙に気になるフレーズである。本物の三姉妹が船長を務めるという『遊覧船かすみ丸』に乗ってみよう!

遊覧船は1時間に1本運航する。ただし5人以上集まらないと出航はしない。私が行った時、客は私一人だけ。出航時刻になっても、やはり客は私ひとり。出航はキャンセルになってしまった。せっかく来たので、どーしても船には乗りたい。しばらく待つことにした。 ‥‥30分程すると、老夫婦がひと組加わった。まだ3人しかいないが、船を出してくれることになった。

三姉妹船長?

客は3人だけ

船長を務めてくれたのは、三姉妹のうちの三女。マイク片手に自在に舵を操るテクニックは見事! 「ただいま岩礁の間を進んでおります。」のアナウンスに海面を見下ろすと、船の両側数メートルの海面からわずか下に岩礁が‥‥。

操舵室

マイク片手に‥

この辺りのように切り立ったリアス式の海岸では、海からしか見ることができない風景というものがある。こればかりは、どうしても船に乗らないと見れない。インディアン島は確かに、インディアンの酋長が左を向いているように見える。狭い洞門内にぶつからないように、船を進めるテクニックはさすがだ。

インディアン島

衣笠洞門

かすみ丸の三姉妹船長、長女の娘三人も船舶免許をとり、二代目三姉妹船長としてデビューしている。つまり、三姉妹×2=6船長 ということ。パワーアップしたかすみ丸、試してみては?


余部(あまるべ)鉄橋

うお〜、たけーなー。遊園地のアトラクションさながらの、スリル満点の鉄橋だ。下から見上げると、枕木の間から空が見えてる。この上を電車が走ると思うとぞっとする。口をあんぐり開けて見上げていると、カタカタという音が‥‥。なんとタイミングのよい、列車がやってくる。駅が近いため列車は減速しているが、それでも恐いなぁー。

あまるべ鉄橋

この続きは 山陰温泉紀行<砂丘・ハワイ編> を御覧ください。


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