山口すべすべアルカリ泉と花見風呂


湯免(ゆめ)温泉

「いい温泉は?」山口に来てから幾度となく問いかけたフレーズである。すると皆口を揃えて湯免温泉、長門湯本温泉、俵山温泉と答えるのである。それではその評判の湯免温泉、行ってみようじゃありませんか!

期待に胸膨らませ湯免観光ホテルを訪れた。さてさて風呂! ‥‥あれほどの評判だったのに‥‥‥大浴場は循環であった。ちょっとがっかり。向いにある湯免温泉ふれあいセンターにも足を伸ばしてみたがやはり同じ。あぁ〜、あの評判は何だったんだー。

夕食はそれなりに工夫された料理であった。

大浴場

夕食

翌朝、重大なことに気がついた。昨日入った大浴場は宿泊者専用で、他に大衆浴場と呼んでいるかけ流しの風呂が、別館にあるのだという。しまった! 皆がいいと言っていたのはこっちの事なのである。しかし時すでに遅し、湯は清掃のために完全に抜かれていた。おかみは「設備は大浴場の方がいいんですよ」と言っている。でもなんか違う気がする。いい湯があるからここへ来る。いい湯でなければもう来ない。設備より湯質が第一じゃないかなぁ。結局、午後に再度訪れることを約束した。

さて午後、再び訪れた湯免温泉、大衆浴場につからせてもらいましょ! おや常連サンたちで賑わっておりますなぁー。かけ流しにしている湯は加減もちょうど良く、湯舟の縁からこぼれている。いー湯だ! 香りはほとんどないが、手を握ると真湯とは違う確かな感触がある。湯上がりの肌の心地よさは循環とはちがいますね!

大衆浴場の入口は旅館とは別

大衆浴場


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