山口すべすべアルカリ泉と花見風呂


青海島

青海島遊覧船

今日は朝から波も穏やか。遊覧日和です! シッポのついたかわいい船。客室から上にちょこっと飛び出した部分が操舵室‥‥といよりのぞき窓。実は客室の台の上に椅子を置き、上の窓からのぞきながら操舵するのだ。

これから一時間半、青海島一周の遊覧のはじまり。しかしちょいとエンジン音のうるさい船でして、それに負けないように船内放送をするもんだから、せっかくの流してくれたご当地民謡はバリバリに音割れしてます。

シッポのついたかわいい船

運転手の足

細いところもズンズン

船が小さいもんだから、細いところもズンズン進みます。洞門くぐりも見どころのひとつ。あーっ、ぶつかるぅ! でも大丈夫。微妙な操舵ですり抜けます。あれっ、洞門の脇に人陰が‥‥? 近づくとカメラを構えてます。ここで手を降ったりするとパチリと撮られて、後で写真を売りにくる仕組み。それにしても一日に数便しかない遊覧船を、ここでずっと待ってるのかな?

洞門くぐり

洞門脇に人陰が‥‥


青海島くじら資料館

青海島の通(かよい)というところにくじら資料館がある。この辺りは江戸時代から明治時代頃まで、日本海の捕鯨基地として栄えたところなのである。館内には捕鯨道具や捕鯨の様子を伝える資料などが展示され興味深い。

くじら資料館

もりなどの捕鯨道具

館内に掲示されていた捕鯨の様子‥‥、おやっ? 何かおかしいぞ? 実はこれ、捕鯨の様子を再現した祭りの模様。くじらは作り物だ。捕鯨は生活の一部であり、周辺集落総出の一大イベントであった。くじら資料館ではそれら人々の鯨に対する深い感謝の念を見い出すことができる。

資料館のすぐ裏手にくじらの墓がある。青海島付近は出産のため南下するクジラの通り道であった。そのため捕獲したクジラが胎児を宿している場合もあり、その供養のためここに墓を建てたのであるという。鯨を敬い鯨とともに生活する‥‥、そんな往時の様子が偲ばれる。

捕鯨の様子?

作り物の鯨

くじらの墓


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