使いこなそう!弥生会計---データ入力編---


取引訂正のいろいろ

取引データを絞り込むには、「仕訳日記帳」が便利です。「仕訳日記帳」を使って取引を入力することができるのは、紹介するまでもありませんね。取引が入力できるということは、訂正もできるということです。それでは、取引データの絞込みと訂正方法を紹介しましょう。

仕訳日記帳

取引データを検索・絞込みをしてみましょう。

その他の条件

仕訳日記帳の表示で「その他の条件...」を選択します。

表示条件

例えば「交際費」の仕訳を訂正する場合、「科目を貸借別に指定する」をチェクし、さらに「借方科目」のチェックしてドロップダウンリストから「交際費」を選択しましょう。さらに絞り込んで仕訳を表示させたいときは、任意のチェック項目を指定します。

絞込み後の仕訳日記帳

例えば、香典の支払で消費税区分の指定が誤っていたため訂正するとしましょう。

消費税を訂正

「ファイル」->「環境設定」の「帳簿・伝票設定」のタブで、「帳簿での取引入力時に登録確認を行う」にチェックがある場合、次のようなメッセージが表示されます。

メッセージ

仕訳日記帳を使った取引データの訂正は、勘定科目を一気に変更するときなどに便利です。例えば、消耗品費で処理していたものの内、製造原価に算入しなければならない取引が大量に判明したときなど、総勘定元帳で消耗品費で仕訳を絞り込むより便利です。なお、訂正したい仕訳が帳簿入力でなく、振替伝票などで入力されていた場合は訂正したい仕訳の行をダブルクリックすることにより、次のように振替伝票が表示されます。

振替伝票

「表示」のドロップダウンリストが「その他の条件...」となっていることに注目してください。仕訳を訂正する方法は、入力と同じ作業になります。


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