使いこなそう!弥生会計---経営分析編---


元帳摘要集計表の活用

元帳摘要集計表は、「集計表」メニューにあります。

メニュー

実行すると、次のようなダイアログが表示されます。「設定」ボタンをクリックして表の成形に必要な項目を設定していきます。

ダイアログ

サンプルデータには、すでに一つ用意されています。ここでは、新規に作成しますので、「新規」ボタンをクリックします。表示されたダイアログに「公共料金集計」を入力します。

集計表設定

作表形態は、「xxx/xxx」と並んでいますが、「/」の左側が縦軸、右側が横軸となります。ここでは、縦軸に摘要、横軸に科目としますので、「摘要/科目」を選択します。

作表形態

縦軸横軸の合計や条件に合わない摘要の合計を行うかをチェックします。ここでは、「その他計」以外をチェックします。

縦横合計

それでは、先に横軸の科目を設定しましょう。「科目」ボタンをクリックして現れたダイアログの「新規」ボタンをクリックして集計したい勘定科目を選択します。ここでは、公共料金の支払手段の集計をしますので、現金と流動性預金の補助科目の指定なしを選択します。

科目設定

続いて、縦軸の設定を行いますので、「摘要」ボタンをクリックします。開いたダイアログの「新規」ボタンをクリックすると、摘要と検索条件を選択するダイアログが開きますので、プルダウンリストから選択します。なお、摘要は、自分で追加したものも選択できるようになっていますので、スクロールして探してください。

もちろん、プルダウンリストから選択しないで、直接摘要語句を入力することもできます。

摘要選択

それでは、公共料金ですので、電話、電気、ガス、水道と灯油という摘要を増やして、それも選択しましょう。

摘要設定

すべての準備が整いました。特に難しい操作もなく設定できました。

元帳摘要集計表

それでは、期首から本日までの期間の集計をしてみましょう。期間に「0401」と入力するか、カレンダーで4月1日を選択します。

集計期間

期間を指定しましたので、集計ボタンをクリックして集計してみまましょう。

集計結果

あらら金額がマイナス表示ですね。これは、集計対象とした科目の貸方に発生されるからです。それでは、ちょっと表を改良してみましょう。

再集計

通信費と水道光熱費を追加してみました。費用の発生額は借方に計上されますね。複式簿記ですから資産は貸方に計上されます。このように対象となる摘要に係る科目をすべて選択すると発生額に対応する科目を集計することができます。でも、横軸の合計はまだマイナスですね。これは、選択した科目以外で条件とした摘要の取引が入力されていることを表します。


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