高知県 興津 オウナハエ 平成11年5月3日(月)


 

興津 オウナ

 

興津 市川渡船

5月3日、大型連休の真っ只中釣友3名と小生4人で四国高知県、興津へ今年2度目の挑戦をした。同行者は、クラブの山本、岡、両君といつも一緒の渡辺君。とりあえずは4名ともイシダイ狙い。餌は近所の仕出しやさんに市場で調達してもらったサザエ5kgと前回の残りのサザエの冷凍2kgほど。餌取りが多かったら少し足りないかもと途中の中村フィッシング(TEL08803−4−3720)にて冷凍のボイルのサザエを2袋も購入、サザエのオンパレードである。春先のイシダイの餌としては、手にはいればヤドカリが一番、それから価格、柔らかさをとってカラス貝、サルボウ貝と続く。だけど小生は悲しきサンデーアングラー。金曜日に注文して土曜日にエサ着、日曜日が時化たらそれで餌は終わり、もう使えません。そんな訳で釣りに行けなかったら自分自身の餌に豹変するサザエを多用します。餌取りが少なかったらサザエの柔らかい所だけを丁寧にハサミで切って使用します。餌取りが多かったら硬い所で勝負。昔からイシダイにはサザエが一番です。

グネグネと曲がりくねった100ヵ所以上のカーブの挑戦を片づけて、午前3時過ぎ興津「市川渡船」(TEL0880−25−0752)前に到着。6時出船なのでしばらく仮眠。5時頃目を覚ますが、釣り人らしき車は我々のみ、今日は時化気味なので船は出ないのかと心配をしていると、5時半過ぎ頃から地元の常連と思わしき釣り人がどんどん集まりはじめ6時前には満船となった。毎週イシダイを狙いに来ていると言う常連によると今年は、まだ魚が入ってこないのか、全く釣れないとか。少々出鼻を砕かれる。といっても、Uターンは出来ないし、今日から釣れはじめるかもしれない。海へ出てみないと解からないのだ。

本日は、多少時化気味なので我々4人は港を出てすぐの「オウナ」磯に上がる。昔から70センチを超える幻が何度も釣り人を満足させたという名礁だ。今は少し釣り荒れの感があり、足許よりも沖を釣った方が良いとか。波があるので高い所からサオをだす。瀬の左側のワレの前から沖に向けて溝が走っており、釣り座の前の棚から前方30Mくらい沖にも深い溝がある。小さくても数が多く良く釣れるのは釣り座の前の棚だそうだ(小生はまだオウナでは釣ったことがありませんので)、しかし大物は左側の海溝。足許ではなく、少し投げてカウントで30くらいの所から少しづつ上げて22〜23の棚、又上げて17〜18の壁。その辺りが本命。潮は左から右前方に出て行くときが良いらしい。本日は潮は動かず、右に左へとおおウネリのみ。潮がこれでは、本日の釣果は想像にまかせます。

帰りは、瀬戸内海「しまなみ街道」のオープンで大渋滞。おおじょうしました。

 


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