2000年初釣り日記(H12年1月1日〜3日)

 

2000年の初釣は四国方面に計画、釣友渡辺君と年末31日出発する。

元旦は興津(市川渡船)TEL0880ー25ー0752

2日3日は足摺松尾(松喜渡船)TEL0880−88−0723

にてイシダイの顔を拝みたく挑戦した。

 

費用;

*餌 ガンガセウニ(@100×90個(1日30個×3日))、サルボウ貝(@4000×30k(1日10k×3日)、合計9000+12000=21000

*ルート;国道182〜福山東インター・山陽道〜高知道・伊野インター〜国道56

高速料金3850・瀬戸大橋4600=8450(片道)

 

2000年1月1日

興津 イッシ(船付け)

 
     
 
     

 

興津では毎年、年末にはまずまずの型がコンスタントに釣れているので、今年の初釣は興津でいい夢を見ようと年末31日夕方、渡辺君と二人で三和町を意気洋々と出発。時間も十分にあるからとゆっくりと安全運転。でも12時前には興津市川渡船に到着、紅白歌合戦をカーナビで応援、午前0時、新しい年をむかえ家族へ携帯電話で新年の挨拶、Y2Kがどうだか知らないがどうってことはなく繋がる。あちこちにメールでもご挨拶。そのうち眠ってしまって朝6時前起床。6時30分出船とかで市川渡船さんの前には釣人がいっぱい。いそいで道具を積み込み、まだ夜の明けきらないうちに、即出発。港を廻るとかなりウネリがある様子。オウナバエに常連さん(底物釣師)を無理やりという感じで渡し、2〜3箇所上物グループを降ろして最後に、目的のイッシへ。本命ポイントの低いほうは波をかぶって真っ白、近づけもしない。船付けのタツバエにて竿を出す。時々左から波が這い上がってくるので油断がならないが、ガンガセにて置き竿とする。仕掛けは、餌のウニがゆっくりとユラユラ降りるように中通し真空錘10号と軽くする。ウネリが強く仕掛けが落ち着かない。カウント10から20くらいまでを時間をかけて何回もさぐるがまったく反応なし。サルボウ貝を砕いて撒きながら、刺し餌をサルボウに代える。手持ちで構えるが、スースーと気持ちよく竿先をおさえてきた、今年初獲物のテンスを釣りあげたら、それからさっぱり餌取りも当たらない。そのうちサルボウの置き竿となってしまった。渡辺君の上物もあまり調子が良くなさそう。お昼をすこしまわった頃だったか、小さく当たったので竿を手持ちに代えたら、いきなり持ち込まれてしまった。竿の胴に乗る暇もなく、根に貼りついたのか、びくともしない。そのまま置き竿にしてしばらく待ったが、辛抱しきれず道糸を切ってしまう。本日は2時までやって、何の釣果もなく明日からの目的地「足摺:松尾」に向けて、興津を後にした。

 

1月2〜3日 四国、足摺;松尾

 

2日;ホンカゲ船付け

ほとんど使っていない活きのいいガンガセウニを港に浸け、本日よりお世話になる「ペンション釣の宿」についたのは7時前。海の幸いっぱいの海鮮なべを腹いっぱいいただき、ゆったりとしたお風呂に入って一日の疲れを癒し、朝の5時までぐっすりと眠らせていただいた。松尾は6時30分出船なので伊佐へ行くグループより早めに朝食をとらせていただく。暗いうちから港に出て、予約をしておいたガンガセウニ(@100)30個をバケツに押し込み、荷物を船に積み込んで出発を待つ。今回は荷物がとても多い。昨日の残りのウニ、本日のウニ、サルボウ貝20k、オキアミ、竿、道具を入れたバッカン2個、クーラー、渡辺君のと一緒で13個、見事なものだ。松尾の本命ポイント「ウスバエ」は本日は「正丸」の番だが1日、本日もうねりが高く上がれそうもない。昨年末に56センチのイシダイが釣れたそうだが、海水温は19とか、明日に期待しよう。

ホンカゲの船付けにピトンを打つ。NFベイシスにウニ餌。当たりがあまりないので、ダイコープレシオMにてサルボウ貝、これも最初は手持ちでやっていたがそのうちピトンを打っての置き竿に変身する。サルボウをつぶしてドンドン撒く。16から18の棚を重点的に攻める。ウツボが一匹釣れた。潮は左から右に通すが時々右から左へも変わったりする。一定しない。上物でかご釣りの渡辺君の竿にウスバハゲ、タカノハダイと型のいいのが釣れるが、潮が手元に寄ってくるので釣りにくいとぼやく事しきり、これは底物の潮とはりきってうち返しを続けるがどうもサルボウでも餌取りも当たらない。12時半頃だったか、カウント18ではなかなか当たりが出ないので24まで投げて、昨日の残りのガンガセウニを撒き餌にしようと、一生懸命潰して撒いていたところ、ひょっと竿を振り返ってみると、これはどうした事か我が愛竿のプレシオが元からひん曲がり竿先が水面につき刺さっている。これは大変と、釣り座までかけ戻りプレシオを手に持ってクッとあわせた途端、手ごたえも無く道糸が切れた感触。どうやら魚の引きで道糸(石鯛20号)が伸びきってしまい、合わせると同時に、サルカンの上からプッツンと云ってしまったようだ。残念!足摺ではときどきこんな奴に出会う。何かわからないが油断大敵、今回も竿から目を離していた小生の負けである。

以降、夢よ再びと4時まで竿を振ったが当たり無く2000年の二日目もみるべき釣果無く幕を閉じました。

 

3日;岡の二つ

 

正月の釣も今日で最終日。なんとかイシダイの顔を拝みたいものと、6時前に港へ到着、荷物を降ろして、立ったまま車の横で磯靴に履き替えていたところ、腰に激痛。持病のギックリ腰が再発してしまった。こりゃあ正月から縁起が良いわい。とコンクリの上で出船まで時間をかけて腰痛体操。どうも動けないという事はなさそう。風は強そうだが、北西の風、波は落ちそうだ。腰の調子がもうひとつなので足場の良いところへと「コダン」へあがる。ピトンも打って竿に道糸を通していたら「岡の二つ」が空いているからと松喜丸さんが迎えにきてくれた。腰痛を押して沢山の荷物を船に積みこみ、再度の渡礁。最後の道具を磯の上に放り上げると、もう腰も限界。呼吸が落ち着くまでしばし休憩。左側の一段低いところからオオヒラ方面に向かって竿を出す。まずサルボウで様子を見る。パンパン当たる。ハリセンボンの40センチ級が2匹続けて釣れる。手持ちでは腰が持ちそうに無いので、ウニの置き竿に変える。ウニも良く落とす。ぐっぐと竿に乗るのは同寸のイラ。渡辺君も立て続けにイラ、青ブ、と釣り上げる。が10時過ぎから、腰が痛くて立って居れなくなってしまう。そのまま磯の上に横になってしまい、ダウン。弁当を食べてもう少し頑張ろうと思っても、体が言う事を聞かず、釣は渡辺君に任せて、潮騒を聞きながら一眠り。帰りは永遠9時間の運転も渡辺君にお任せ、散々の年明け初釣りとなってしまった。

 


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