海底にミラーボール 朝日新聞(99/3/6)
水中をゆっくりと移動するキンメモドキの大群。沖縄・慶良島諸島の阿嘉ビーチ前の潜水ポイント、水深25m
付近で撮影された(佐野俊次さん)の写真。
まん丸いボールや様々な形に変形しながらゆっくりと移動する。体長5センチのキンメモドキが何千匹も群れている。
キンメモドキの集団が、どのような仕組みで群れの形を維持するのか、その謎はまだ良く分かっていない。
この群れに大きな魚が近づくと、群れはサッと散る(噴水行動、四散・フラッシュ)が、すぐに又元の群れに集まるはず。どれか一匹が指令する訳ではない。
専門家は「群知脳」と名づけ解明に取り組んでいる。