2台目の自作PC       2002/8/15                  トップに戻る

 懸案となっていたリビングのPC(PC98mate)のグレードアップは、やはり自作することにした。
 昨年夏に作ってから1年経つが、調べてみると同程度以上のモノが約半分のコストで出来ることがわかった。(但し、モニター、O/Sなどは省く)。

 今回選んだのは ・ASUS製ベアーボーン:SiS630ETチップセット、Video-Audio-LAN onBoard マイクロタワーATX  ・CPU:セレロン1.1GHz ・DISK:シーゲート40GB ・MEM:SDRAM 128MB ・無線LAN:エレコムUSB型 ・KB:わずか¥980!(以上で約5万円。)
 モニター17インチCRT、 ・CD-R:52倍速 ・O/S:Win98SE は旧品を流用とした。
  

 作業は順調に進み、約2時間ほどで組み立ては完了。この筐体は大変工夫して作られており、ケースの 外箱を外すのもネジ1本だけ。中のシャーシーを展開するのもネジ無しだ。
 説明書は丁寧な英文。写真があるから問題なく、手順に沿ってCPU、メモリー、DISK、CD-Rなどを取り付け 、ケーブリングをするとたちまち出来上がりだ。

 O/Sのインストールから、マザーボードのビデオ、オーディオ、LANのドライバーの組み込みと進め、最後に 無線LANへの接続だ。ここでしばらく手間取ったが、何とか無事に開通した。
  
 インターネットへの接続ができたら、プリンター用のドライバーや各種アプリケーションの最新版を手に入れるのも楽々だ。 ADSL常時接続はこのような時、本当に便利だと実感する。

 これで、家中の各部屋のPCが無線LANで常時接続となった。2台あるプリンターもネットワーク経由で相互に使えるようにした。 ノートPC(Win-XP)も無線LANでどの部屋に持っていってもインターネットに 接続できる。まさかトイレや風呂でインターネットという趣味はないが、便利になったことは間違いない。技術の進歩に感謝したい。

 (長い間、頑張ってくれた98MATE お疲れさまでした)

 DVD-ROM/CD-RW 増設       2002/7/12

 DVDのコンテンツが増えてきたので、デスクトップでも DVD が見られるように増設した。 ユニットは Pioneer製(内臓型、\14800 ムラウチ電気)、DVDソフト(PowerDVD)やCD-RWソフト(WinCDR)などが添付されている。

 増設工事は簡単、増設用のベイにユニットを取り付け配線をするだけ。それぞれのユニットのマスター/スレーブの 設定(ジャンパープラグ)を間違わなければ一発で稼動する。あとはソフトをインストールして動作確認 をすればよい。

 これでデスクトップには内臓のCD-ROM、SCSI接続のCD-R、そして今回のDVD-ROM/CD-RWと3台が揃い、使い勝手は 抜群に良くなった。

 ADSL & 無線LAN に挑戦      2002/6/18

 自宅と最寄NTT局との距離が遠い(直線2.8km、経路4.5km)ため一旦はあきらめていたが、 最近リーチDSLなど新しい方式が登場し、ある程度の速度が出ることが分ったので、 思い切って ISDN から ADSL へ乗り換えた。

 電話回線をアナログに戻し、ADSL接続を依頼。家庭内にもLANを拡大しようと「無線LANベース(NEC/WarpStar)」 を導入した。
 メインのデスクトップとはLANケーブルで接続し、持ち回りのノートと2階の部屋(息子)とは無線LANで接続する構成とした。 無線LANは電波が強ければ(近い距離)11Mb、弱い(遠い)と2Mbの速度が出るが、 WAN(ADSL)側が1Mbも出ないため、無線はネックとはならない。

 最近の製品は大変親切に出来ており、説明書に従って設定するだけで大きなトラブルもなく稼動を始めた。
 通信速度はまだ正式に計測はしていないが、体感的には ISDN の約10倍、600kb程度が出ているようだ。
 インターネットのホームページから、画像を連続的にダウンロードした時の瞬間速度の分布は次のようなグラフとなった。
 (グラフの縦軸メモリはバイト/s)
 

 ISDNの時に比べて、速度の向上は目覚しいと言う感触で大変快適な環境になったと感じている。
 さらに、常時接続(固定料金)で電話代を気にしなくてもよくなったのが何よりもうれしい。