「活用する」ってどういうことでしょう、ね。
自立語の中で活用するものは「動詞」「形容詞」「形容動詞」
この三つを「用言」という。
などということをもうしますけれど、じゃあ「活用する」って
どういうことなのよ?
例えば「動詞」であれば、言い切りの辞書にのっている形が
「走る」だったとして、
メロスは、走る。という文の最後にいろいろな言葉をつけると、、

メロスは、走らない。
メロスは、走ります。
メロスは、走った。
メロスは、走る。(そのまま)
メロスは、走る稲妻だ。
メロスは、走れば速いが寝ている。
…………走れ!メロス。
おいメロス走ろうよ。



というように後ろにつながる言葉によって、文末がつなぎやすいように
変化する、でしょう?
これがつまり「活用する」ということなのですよ。
それに対して名詞の「メロス」という言葉は
「メロサは」とか「メロシは」なんて変化しませんよね。
これが名詞は「活用しない」ということなのです。

さて、ここで前のところで出てきた「変な」と「大きな」について。
「変な」は→「変だ」にかえられる。
つまり活用する品詞。(形容動詞)
「大きな」は→「大きだ」にかえられない。
つまり活用しない品詞。(連体詞)
ってぇことなんだなあ。

つづく


中学生のページにもどる

はじめのページにもどる