説明聞いてもなかなか難しい地理の時差問題の解き方を。

@東京(東経135度)と北京(東経120度)、
A東京とモスクワ(東経45度)
B東京とロンドン(0度)、
C東京とニューヨーク(西経75度)
D東京とロサンゼルス(西経120度)

東経どうしの場合は引き算して÷15
@135−120=15
15÷15=1時間
A135−45=90
90÷15=6時間

ロンドンとの時差はそのまま15で割る。
B135÷15=9時間

東経と西経の時は足し算して15で割る。
C135+75=210
210÷15=14時間
D135+120=255
  255÷15=17時間

西経のCとDは、ただ÷15してからロンドンまでの9をたしてもOK。
C75÷15=5
5+9=14時間
D120÷15=8
8+9=17時間



さて、ここで東京が1月1日の午前0時のときのそれぞれの時刻を求めなさい、
みたいな問題だったらどうするか。

@北京
1月1日の午前0時から1時間戻す。
(午後12時と考えて12−1)
12月31日午後11時
Aモスクワ
1月1日の午前0時から6時間戻す。
(午後12時と考えて12−6)
12月31日午後6時

Bロンドン
(12−9)
12月31日午後3時

Cニューヨーク
(時差が大きい時は24時間制で考えて、24−14=10)
12月31日午前10時
Dロサンゼルス
(24−17=7)
12月31日午前7時

ちなみに「その時東京は」みたいな問題だったら、逆に現地の時刻に時差を足してください。

時差

※なお、東京は標準時である明石の135度で計算しています。
つまり15で割り切れるところで考える、ということです。




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