こじま塾の日々


[2005.3/16up]
偶数と奇数

偶数は2の倍数で、ふたりでハンバなく分けられる数。
奇数はそれに+1したもので、ふたりで分けるとひとつ余っちゃう数です。

0は偶数ですか?

そういうことになる。

それなら、0個のものをどうやってわけるんですか?

むむむ。・・・ええ、と、それはだね。
0個のものを分けるとふたりとももらえないから、それはそれでハンバないのだよ。

ふーん。


ある日のこじま塾にて。[2003.6/26]
生徒が帰った後、ふーっと一息ついて、
ふと見ると、
ありゃ、なにゆえこんなものが落ちてるの……



つづく
2003,6

国語の時間のことです。
@「奥の細道」は松尾芭蕉
A「一握の砂」は石川啄木
で、
B「枕草子」は?
ってやっていったら、
ある生徒Aさん
「えー、これって人の名前じゃないの?」
人の名前だったらなんて読むんだよー!?
「マクラ・クサコ」?
たしかに平安時代はあまり頭を洗ったりしていなくて、
それでお香などをたいていた、という話もありますが、
でも、「マクラ・クサコ」になる前には洗えよなあ、ってかんじですよね。
ちなみに清少納言です、と言ったら「あー、そうそう」って知っていました。
ホ……
2003.4

漢字テストの時間、
じどうかいの「じ」が出てこない……って子に
「児玉清の“こ"」って思わず言ったら、
パッと
「児童会」って書けました。
し、しぶい。
それでわかるところがすごいなぁ、と
後から思ったりして。
まあ最近もドラマに出ておられましたからね。
グッド・ラック!じゃなかった、
「美女か野獣」でした。


2001.3/8

褒める
の中身をかえると、こういう字もありますね。

衣(ころも)を口で噛んで、または引き裂いている。
「哀しい」ですなあ。

2001.3/7
中2の生徒が漢字をやっていて、これがなかなか正確に覚えるのが、大変なのですよ。
める」という字なのですが、
それでどうやったらわかりやすく覚えられるかなあ、と前に書いて眺めていたら、
おおっ、これは。



昔から褒めるのは「その衣、お似合いでござるなあ」なんて、やはり衣類に関係のあることばだったのでしょうか。
「褒美」に絹などをあげたところからきている、ということも考えられます。
めんどうくさい字だと思っていましたが、
なかなかに意味深い漢字です。「ほ」という読み方まで入っているし。
「褒美」で思い出しましたが、

つまり、「大きな羊」ということです。(これはホント)
「大きな羊」というのはすばらしいものの象徴だったのですなあ。

1999.12.15

授業中に電話がかかってきて、
「・・・ですけど、今日、塾お休みします」
って、言うんですよ。
たしかに聞き慣れた声だし、
聞き慣れた名前なんですよ。
でも、その子は半年前にうちをやめているのですよ。
どうやらその後入った塾に電話しているつもりで
うちの番号に回しちゃったようなのですよ。
やめてもうちの電話番号を覚えているとは、
かわいいやっちゃ、と
ちょっと複雑な笑みを浮かべるこじまなのでしたよ。

1999.7.3

教室に行くと軒下のつばめの巣が壊れていた。
一週間ほど前に一部が欠けて落ちていたことがあって、
それからはヒナが3びき、
もともと小さいのにさらに狭くなってしまった巣で
おしあいへしあい、羽の色も親鳥のように黒くなってきて、
もう飛び立つのは今日か明日か、というかんじになっていた。
前の時は梅雨時でやわらかくなっているので
(巣はつばめのふんやつばめのつばなどと泥、藁などが混ざってできている)
ひなが暴れて壊れたのかな、とも思っていたが、
どうも誰やらがなにかでつついて壊したのかもしれない。
そういえば前の時も今日のように雨が降りそうで降らない日であった。
誰かがたたんだ傘で通りがかりにつついていったものか。
つついて巣を壊し、ひなを落としたのか。
(たまたま見ていたひとの証言によると、
ひなが落ちて、誰かが持っていったという、が、くわしいことはわからない)
とにかくつばめがいなくなってしまった以上、
ふんのたっぷりのっかったシートを外して軒下を掃除した。
教室に行ったのが1時頃、
それからザッと夕立が来て、
やがて授業がはじまり夜になる。
からっぽになった巣に何度も親鳥らしきつばめが交互に来ては去っていく。
(ひなが落ちたことも知らずにえさをやりに来ているのか、とその時は思っていた)

さて、
授業が終わってふと思いだして
もう来ていないだろう、と思って巣(の残骸)に目をやると、
あー、まだ来ているよ。
あれ?
3羽いる。
これはどういうことなのか、ととっさにはわからなかったが、
え?
1羽はひなってことなのか?
そういえば飛び方もたよりない。
巣を落とされたときになんとかちょっとだけ飛べるようになっていた1羽が
近くに避難していて危険がないのを親鳥が確認してもどってきた、ということなのだろうか。
(そうではないかもしれないが、僕はもうそうにちがいないと思って
じーんときてしまったのだった。3羽のうち1羽だけだけど、生きてたんだ・・って)
巣、といっても壁になっていたところが落ちてしまって、
ほとんどむき出し状態。
そのむき出し状態になったところにぱたぱたとようやくその1羽がとまり、
大きい方の1羽がそのとなりのはじっこにとまり、
もう1羽がえさをさがしに再び飛んでいった。
(ふだんは親は両方ともえさをさがしに飛び回っている)
帰りにもう一度軒下を見上げると、
やはりひなの横に親鳥が1羽、じっととまっていた。
雨はあがっていた。

(あ、またふんが落ちてる・・・)

1999.4.2

4月1日と言えば人事異動の日。
公立の小中学校の新しい校長先生の名前が新聞に載る。
こじま塾からすぐ近くにある中学校も校長先生がかわっていた。
そこで退職される前の校長先生と、
よそから転任して来られた新しい校長先生のところをマークして
生徒が来た時に見られるようにさりげなくおいておいた。

「校長先生、今日からかわるんだろ?」

「え〜ほんと〜知らなかった〜」

「ほんとだよ〜ほら、そこの新聞に出てるだろう」

「うそ〜ほんと〜」(と言いながら退職の欄を見る)

「ほんとだ〜校長先生やめたのか〜」

「新しい校長先生も出ているぞ」

「ほんと〜どこどこ」

「府中市のところを見てごらん」

「え〜と〜、あっ、ほんとだ府中○○中学校、え〜と、えっ!」

「ん?どうしたの?」

「新しい校長は外人だ」

「ほお」

「名前はええと、クリントンだって」

「へええ、めずらしいなあ。どれどれ?あ、ほんとだ」

「どんな校長かなあ。楽しみだなあ」

「なかなか国際的な学校になりそうだね〜」

「早く学校始まらないかな。かっこいいなあ。楽しみだなあ。どんな人かなあ」

帰ってからみんなに電話して「おいおい、知ってるか。新聞見ろよ〜」と
自慢しそうな勢いだ。
そろそろ種明かししてやるか。。
クリントンと貼ってあった紙(他の記事から切ったもの)をはがしてまた渡してあげた。

「もう一回よく見てみ」

「え、あっ。クリントンじゃない。普通の名前だ」

「はははははは。マサカひっかかるとは思わなかったよ。ははは」

「くそう。クリントンが来ると思ったのに〜つまんないな〜」

おいおい、くやしがるところがちがうダロ。


1998.12.17

ある日の比例の授業。

xを2倍、3倍・・・すると、
yも2倍、3倍・・・になるとき、
yはxに比例する。

比例するものに○をつけなさい。
@1日の昼の長さと夜の長さ( )
A同じ速さで走っているときの、走った時間と走った距離( )
Bお母さんの年齢とこどもの年齢( )

正解は@×A○B×なのですが
Bを○にしています。

「こどもが1歳でお母さんが25歳だとするよ。
そうするとこどもが2歳になると2倍でお母さんは50歳。
3歳になるとお母さんは75歳、4歳で100歳かあ。
ちなみに君は今何歳だっけ?」
「12歳」
「と、するとお母さんは?」
「・・・・・」
「若く見えるなあ」
「長生きでしょう」


1998.11.2

小6で円すいの表面積というのをやっているのですが、
正解が1600いくつなのに500ぐらいの答を書いているわけです。
そこで底面の直径が6センチなんだから、こうやってこうやって、
と説明してもう一度やらせてみるとまた同じ答になったと言うのです。
「落ち着いてきちんと計算してごらん」
しかし再び同じ答。
「しょうがないなあ」
その子のノートに式を書きながら
「こうなって、こうなるだろ」と
説明しながらやってみせたら「ややややっ」
同じ答になってしまったぞ。
ひとつひとつの数字を式と照らし合わせてみても
どうしたって1600にはなりそうもない。
うーん。
顔では平静を装いつつかなりあせって自分のテキストを見てみると、
「あれ?直径は6センチじゃなくて16センチじゃないか」
「あ」
その子は図に書いてある長さの1のところを消しゴムで消して
(何度もこするとけっこうきれいに消えちゃうものなんですよ、これが)
それをすっかり忘れてしまっていたらしいのですな。
「これからはそういうことはしないように」
16に直して計算したらピタリと正解。めでたしめでたしでその子は帰っていったのでした。

1998.9.1

「あーあー、夏休みももうすぐ終わりだー。やばいよー。
あー、どらえもーん」

「なんでもどらえもんを頼りにするんじゃないよ。
そんでどらえもんに何を頼みたいんだ?」

「どらえもーん、夏休み最初の日に戻してくれよー。
そしたらバリバリ宿題やって一週間で終わらせちゃって、あとはゆっくり遊べるのになあ」

「どらえもんが夏休み最初の日に戻してくれたら、また一ヶ月後に同じこと言ってるかもな」

「うーん。そうかも」

「そういえば君は去年も同じようなこと言ってたよなあ。次の夏休みこそはっ、て」

「・・・・・・」

この教訓を胸に刻んで来年こそはがんばろうな。

1998.7.28

「せんせー、この箱何が入ってるのー?」

「ふふ、秘密」

「開けていい?」

「だめ」

「ええ?いいでしょお」

「だめだっての」

「いいじゃんいいじゃん」

「まあいいけど、やめといた方がいいと思うよー」

ぱかっ。

「なんだあ。なんにも入ってないよー」

「あーあ、開けたね」

「え?」

「ちょっと手のにおいかいでみな」

「えー、うっ。魚くさいっ」

「だから開けるなって言ったのに・・・」

その箱とはこの間の釣りの時にお魚を入れてきた発泡スチロール製のクーラーだったのであった。

1998.3.3
年明け早々に都立の推薦入試。
それから私立の推薦。
そして、私立、都立の一般受験とあわただしい2ヶ月間があっという間に過ぎ、2月25日の都立発表で、ようやく一段落。
今年も三年生全員、無事に送り出すことができました。
やったよ、やったよ〜。
おれじゃないよ〜
みんなだよ〜
みんながんばったよ〜
船木〜
(あれ?)
というかんじで感慨に浸っている暇もなく、3月からは新学年のスタート。(塾は3月が学年がわりなのです)
新しい時間割で授業が始まりました。
それに入試が終わったといっても中学校では学年末テストの真っ最中なのでのほほんとしてもいられないのです。

1997.12.30
 昨日で今年の授業もおしまい、冬期講習は来年の1月3日までおやすみです。朝9時から中3受験生の講習、英語・数学。お昼をはさんで5時半まで国語・社会・理科。
 中3生が帰っていって、6時から9時まで他の学年の講習・・・と、かなりハードなスケジュールでしたが、生徒たちにとってもたいへんだとは思うし、なにせ同じ人間がずっとぶっつづけで教えているわけだからあきちゃうといけないので時間ごとにちょっとずつ雰囲気かえたり声をかえたりもしてみてなんとか乗り切っております。
 とにかく前半戦終了。
 さてと、1月4日からの後半戦もがんばります。

1997.11.21
 いよいよ2学期期末テストがスタート。
 アルファベットから始まった中1の英語も三人称単数の動詞にsをつける形や可能の助動詞canなどが出てくるようになってきてだいぶ苦戦する子が多くなってきた。
 例えば、
次の英文の主語を[I]にかえて全文を書きなさい。
というような問題があって、

He plays tennis.

「私(一人称)やあなた(二人称)以外の彼や彼女やJohnやPoulなどの人の名前などは三人称単数でplayにsがついてるから、[I]にかえると、はい、sをとって・・・

I play tennis.

それでは次の問題。

She has a guitar.

・・・これはどうだ」

しばらく考えていたと思ったら
「できましたー」
見てみると・・・

I ha  a guitar.

最初はなぜそう書いたのかわからなかったのだが、
sをとったということだったのですね。
うーん。

 スペルがむずかしい単語などもかなり多くでてきていて、書いても書いてもなかなか覚えられないけれども、そういう時に非常に役に立つのが歌のタイトルなど。
 carやdogやschoolを間違えちゃう子が、Walk in the park.は書けてしまったりする。(ただの公園だけだと書けないのに全部だと書けるというのがすごい)
 そういうことというのはけっこうあって、例えば小学生にローマ字教える時も、テキストにのっている「おちゃわん」とか「でんしゃ」とかを書かせている時よりも自分の好きな漫画やグループの名前をローマ字にしてみよう、ってやった時の方がはるかに一所懸命やっていたりする。ねえねえもっと他のもやろうよーって具合である。(今だったら「ピカチュー」がグッドですね)

「can」を使った文では、ホワイトボードに、

You can celebrate.

と書いてみる。
 すると、
「むずかしーい」「わからなーい」
「じゃあ、canがある文を疑問文にする時はどうするんだっけ?」
「ええと、canを前に出して・・・」

Can you celebrate?

キャン・ユー・セレブレィト〜〜〜♪♪♪
アムロちゃんに感謝感謝。
(でも、これって本当はどんちゃん騒ぎしていいですか?みたいな意味だそうですね、小室さん)

Dream comes true.

「ドリーム(夢)はitなどと同じ三人称単数だからcomeにはsをつける。
でも、ひとりの夢じゃなくてドリームズだと・・・

Dreams come true.

・・・になるんだよー」
「うーんなるほどー」
「そういうことかー」

 でも、また「彼はテニスをする」とかの文にもどるとなぜかまちがえてしまうのだった。
1997.10.25
「さあ、中間テストも終わったぞー」
「わーい、わーい」
「それでは期末テスト一ヶ月前なので今日から期末テストの勉強をはじめましょう」
「えーーーー」
 テストが終わればまたテスト。
 おまけに中3生はその間に校内実力テストがあって、この時期は常にテスト前という状況が続きます。
 期末テストが過ぎると私立なら2ヶ月後、都立でも3ヶ月後に本番の入試が控えているし。
 かわいそうだからしばらく遊びなさいというわけにもいかないし、ここはがんばって乗り切るしかないのです。
 それはともかく。
 暖かい日がつづいています。
 衣替えしてたんすにしまった半袖をまた引っぱり出して着ている今日この頃。
 でも期末テストが終わってふっと一息つくころにはしまっていたストーブを引っぱり出して灯油をいれる季節になっているのでしょうね。
1997.9.17
 なんだかめっきり涼しくなってきました。
 教室の前の道路から「いーしやーきいもー」の呼び声が。その声はだんだん近づいてそしてやがて遠ざかっていきました。うーん、お腹の虫がグー。
 ああ、やっぱり秋なんだなあとつくづく感じる今日このごろです。
1997.9.3
 今日の中3国語で使ったテキストに吉行淳之介の「食卓の情景」という話が出ていました。それで「当然君らこの作者の人は知ってるな」と聞いたところ、
「知りませーん」
「誰?」
「なに?知らん?うーん、その人のお父さんはカタカナ4文字です」
「そんなこと言われても知らないものは知らないよ」
「えーい、もう正解だ。お父さんの名前は吉行エイスケです」
「知らないよ」
「あのなあ、これでどうだ。その人のお母さんの名前は吉行あぐりさんと言います」
「吉行あぐり・・・わかりません」
「うーむ、これでもわからんか。吉行あぐりでわからなければ望月あぐりならどうだ。お父さんは岡山の望月組の息子でい」
「ああ、あぐりね。あ、淳之介って名前だ。ということは・・・」
「あの淳之介くんがこの淳之介くんだ」
「ええーっ、すげえじゃん、淳之ちゃんほんとに小説家になったんだー」
 あのなあ、チミタチ、天下の吉行淳之介をなんと心得る。それにしても・・・おそるべしNHK。
1997.9.1
 近況報告といいながら、20日もあいてしまうとすっかり季節が変わってしまっていますなあ。やはり更新はこまめにしなければいけません。
 さてと、今日からいよいよ2学期のスタートです。夏休みの宿題は登校初日ではなくて2日目に提出という学校が多いようで、まだまだ今日もたいへんだという人もいることでしょう。
 算数・数学や英語のワークなどはなんとか終わったけれども自由研究や読書感想文が手つかずというのがけっこうあるみたいです。なにを研究するのか思いつかなかったり、どう書けばいいのかわからなかったりで後回しにしているうちにいつの間にか今日になっているというパターンですね。
1997.8.10
 長いようなあっというまのような、夏期講習も前半戦がきのうで終わりました。今日から1週間の夏休みです。
 生徒のひとりがきのうこんなことを言っていたっけ。
「明日から休みかあ。でも休みの日ってあっというまに過ぎちゃうんだよなあ」
 むむっ、なかなか鋭いことを。
 さて、講習平常授業編成で慌ただしく過ごしている間にツバメたちは巣立ちの時を迎えたようです。(「ようです」というのはいつの間にやらいなくなっていた、ということ)
 さすがにこれから卵を産む、ということはないでしょうから今度こそツバメ日記は来年までおやすみですな。
1997.7.20暑い中でも子は育つ
 子ツバメは3羽。暑い中でもすくすくと育っています。巣の下のふんのものすごい量からして、夏ばてもせずに食欲もりもりのようです。(食べたら出す)
 さて、きのうで1学期も終わりいよいよ夏休みのはじまり。中3生にとっては中学生活最後の夏休みで真っ黒になるまで遊んでこーい、といってあげたいところなんですが、夏休みが終わって顔は真っ黒、頭の中は真っ白だとそのあとが真っ黒状態ってことになってしまうのでなかなかそうもいっていられない、つらいところです。
 ともかく長い夏期講習はこちらも体力勝負。子ツバメを見習ってもりもり食べて乗り切らなくては。(というわけで今日は焼き肉でも食べることにしましょう)

1997.7.7
 1学期もあと2週間たらずとなりました。期末テストが先週で終わって一段落、ともいっていられません。一学期のまとめ、夏期講習のためのテキストの予習や授業の組立などなどばたばたとやっているうちにあっという間に通信簿。そして夏休みがやってきます。夏期講習をやって、それから平常授業というわけで塾は夏休みがいちばんいそがしいのです。
 さて、それはそれとしてどうやらつばめの卵がかえったようです。(まだ小さいらしくて外からは見えないのですが)
 今まで巣でじっとしていたお母さんつばめがあちこちとびまわってはなにやらくわえてくるようになりました。
 暑さにまけずにがんばれつばめ。

1997.6.27
 梅雨入りしたというのにいきなりの台風。そして真夏日とわけのわからないお天気が続いていると思っていたら、なんとつばめが巣にいるではありませんか。(といっても「こじま塾」のではなくておとなりの大家さんのとこなんですけど)
 この時期に東京に残っているというのはいったいどうしたことでしょう。それにしてもこれから卵を産むのだとすると、暑くてたいへんでしょうなあ。
 ごくろうさんです。

1997.6.21
教室の軒下に巣があって、今年もつばめがやってきてたまごをうみました。
たまごがかえって雛が3びき生まれ、お父さんとお母さんは大忙し、休むひまもなくあちこち飛び回ってえさを探し、ひなの口の中にいれてはまた飛び立っていきます。(育ち盛りのひなの食欲というのはそれはすさまじいものでえさを飲み込むと次の瞬間にはもう口を開けています)
 ひなたちがだんだん大きくなってくると巣には親鳥がとまるスペースがなくなってきて彼らは教室の窓枠にとまって休むことが多くただとまって休んでいるだけだと思うのですが、まるで教室の中を覗いているように見えます。
 これは非常にかわいくてほほえましい情景なのです。
「よしっ、写真にしてホームページにのっけてやろう」と思っていたところ6月上旬についに巣立ちの時期をむかえ、巣はからっぽになってしまいました。
(おそかりし由良の介ー)
「こじま塾つばめ日記」はどうやら来年までのお楽しみ、ということになりそうです。

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