都立入試26社会3、(3)第3次産業どんだけ増えてるんですか。
グラフと表から、自分で考えて書く問題。近年必ずこのタイプが出題される。
第1次、第2次、第3次産業の就業人口の変化と産業分類から。
グラフを見ると一目瞭然、どこが減ってどこが増えているかがわかる。
問題は分類が細かく変化したりそれまでからは考えられない新しい仕事が増えたこと。
この表をホワイトボードにおもむろに書いてみました。
先生何書いてるんですか?
もくもくと書く。
改訂前終わり。
となりに改訂後書きはじめる。
また同じの書いてる。いつまで書いてるんですか、みたいにはじめは笑っていた生徒。
どんどん後半が増えていくにつれてだんだん笑いからびっくりに。
そして、はい、この表からなにがわかりますか?
「意味わかりません」
笑ってたけど、これから自分で考えて答えを書かないといけない。これが今年の都立の入試問題です。
えーっ!
赤で書いてつないでいくと、第1次、第2次は変わっていないのに、第3次がすごいことに。
でも、ある程度同じものを消していくことで、
それはどこが増えたり分かれたりしたものか、ということを考えられるようになってくる。
改訂前のだと、スティーブ・ジョブズやピクサーも、グーグルも、楽天もアメブロもラインも、
どの仕事って言えない感じです。
とはいえ、この2014年の入試問題からして、
2002年の改訂版を使っているわけで。
2002年ってゆとり教育の教科書が始まったころですよ。
時代は変化してるんですよね。
4(1)古墳時代→室町時代の治水・利水
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