都立推薦入試傾向と対策(入試について予習と復習)14.12UP

集団討論と個人面接、作文または小論文、実技検査、
その他学校が定めた検査のうちからひとつ以上の検査を実施する。

集団討論
討論のグループの人数は5、6人程度の場合が多かった。
試験官の人数はだいたい3人。(2人のところが2割程度)
時間は30分程度のところが多いが15分、20分で終了しているところも。
討論のテーマ
合唱祭、体育祭、修学旅行など学校行事に関するものや校則や美化など学校生活に関わるものが多く、
その他「優先席は必要か」「ゴミを減らすにはどうするか」「携帯電話について」など、社会的なことがらをテーマにするところも。
進行は試験官の先生が行うケースが多かった。
自由に討論して話が途切れた時などに先生がフォローする場面も。
最初に与えられたテーマについて2,3分程度で考えてまとまった人から挙手して発言。
全員が発言した後に討論にはいるところが多かった。

受験生の感想

他の人の意見をとりいれて自分の意見を言うのがむずかしかった。
緊張して自分の意見がうまく言えなかった。
手をあげる勇気が出なくて、あまり発言できなかった。
メモをもっと使えばよかった。
2,3分ではなしをまとめるのがたいへんだった。
テーマは簡単だったが他の人と意見が重なる。
他の人がどんどん良い意見を言うので焦った。
緊張したのか寒かったのかわからなかったけど体が震えた。
発言のタイミングがわからずとまどった。
最初は発言できないかととまどったけど、そんなこともなく最終的には楽しかった。
など

じぶんの意見を言うこととともに、他の人のはなしをきちんと聞くことが評価の対象に。
だからたくさん言わなければとあせって他の人の発言を遮ったり、じぶんばかりしゃべったりはマイナスに。
逆に討論のかたちでは自分の考えをうまく言えなかったりなかなか積極的に発言できなかったことを、
個人面接の場で聞いてくれる学校も多かった。
討論と面接を合わせての評価だから集団討論の時うまく言えなかった、と落ち込むことはない。
(参考:進研、新教育資料などより)

話上手はまず聞き上手からです。
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