陶芸ってほんとに 2008年05月24日13:12

○○○ですねえ。(はまってきた)
前回は成形。粘土で茶碗とおちゃけ椀をつくりました。
今回は整形。
かたちを整えるだけなの?時間あまっちゃうんじゃないの?
と思ったら、とんでもない。
2時間あっという間ですがな。
整形というのはとにかく削る。
前回、粘土を手で捏ねて形を作った茶碗。
下にいくほど厚ぼったくなっていて、このままだと重たくってご飯1膳、
お酒一合で手が疲れてもうごちそう様ですよ。チャワン・ザ・ブート・キャンプですよ。
まあ、それはそれでいいかもしれないけど。

ふちの部分の厚さをさわってその厚さを基準にして、内側のカーブに合わせて削っていくわけです。
で、その後に高台(こうだい)を作って外側のカーブと高台の内側のカーブがつながるようにする。
これがねえ。むずかしい。
どこまで削っていいのか勇気がいるんですよね。
で、思い切って削ったと思ってもつまんでみると1cmぐらいあったり。

「穴があいちゃったら植木鉢にしちゃえばいいですから」
とはいうもののなかなかおもいきりできずにうまく軽くならない。
外から見るとそうでもないけど意外と中に肉がついている、まあ内臓脂肪みたいな状態なんだな。。
「男のかたは、みんな酒器を作りたがりますわね」と言いながら
またまた手伝っていただき、なんとかふたつある程度のところまでやって時間終了。
そのままでもいいんだけど、赤い粘土の方は水溶き片栗粉みたいに溶かした白い粘土を刷毛で塗って
後から薬を塗って緑っぽくなるという特殊効果みたいなやつをやらせてもらえるというんで、いそいでやってみた。
ふつう刷毛でさっさっとやるだけなんだけど、思い切って茶碗の底に遠慮がちに絵を描いてみた。
怒られるの覚悟で先生のところにもってくと、
「おもしろいじゃないですか。でもこれだとあまり出ないからもっとたっぷりつけて描いてみなさいよ」
先生、話せるなぁ。大好きになっちゃったよ。

茶碗の底に目玉親父の織部の茶碗がはたしてできるのか。
たのしみじゃのう、鬼太郎。

今回の茶碗が「固まり造り」
次は焼きながら板造りとひも造りに挑戦するということです。
板造り?ひも造り?ぬり壁と一反もめんみたいなものかしらん。

作品NO.2はてなの茶碗