自然が友・健康メモ
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02変異原としてのアルキル化剤:

アルキル化剤は極めて強い変異原物質である。
ニトロソアミン類(ジメチルニトロソアミン、ジエチルニトロソアミン)やニトロソグアニジン(N-メチル-N’-ニトロ−N-ニトロソグアニジン)などのアルキル化変異原物質はグアニンをメチル化する。メチルグアニンは、水素結合の数が3本から2本へと減少するので、下図の右に示すように、シトシン(C)との相補結合(点線)はできなくなる。メチル化によって、アデニン相当分子に変身する。