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ComNiftyとTCPSerialはダウンロードできましたか?
1.@Niftyにtelnet接続する方法
ニフティに用意されているtelnet用のドメインに接続しにいく必要があります。現在は以下の3つが用意されています。
※2001年7月10日(火)14時より、フレッツ・ISDNとフレッツ・ADSL経由で利用できるサービスが一部変更
詳しくは@niftyのページをどうぞ。
http://www.nifty.com/support/information/flets06_new.htm
r2.nifty.ne.jp
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これは従来からあるもので、@nifty以外の別のプロバイダ経由でインターネットへアクセスしつつTelnet接続するドメイン名となります。速度的には9600bpsといいますからちょっと遅いです。課金はRoad2と同様のものが適用されます。このドメインへのアクセスはニフティ以外のプロバイダからでもアクセスできます。
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hrt.nifty.ne.jp
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これは、HyperROAD/HyperROAD64 用 telnet アクセスポイントのドメイン名です。つまり、このポイントへアクセスする為には@niftyのHyperROAD/HyperROAD64のアクセスポイントにインターネット接続するように設定をしなければいけません。こちらでアクセスした場合の速度は14400bpsが可能です
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hrt2.nifty.ne.jp
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1998/6/30に追加された新ドメインです。やはりHyperRoad用です。最繁時をさければ、28.8Kモデム並みの体感速度を得られるそうです。
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BIGLOBEやOCN、DION、CATVインターネットなど、ニフティ以外のプロバイダを使ってインターネットに接続している方は、 「r2.nifty.ne.jp」以外に選択肢は無いということになります。
8/19追記
暫く、ADSL環境でComNiftyを使っていましたが、オートパイロットの途中で止まってしまうことが多々あったので、「柊」というシェアウェアに乗り替えてみました。こちらでも、稀に止まってしまいますが、ComNifty環境よりは断然安定しています。設定も楽なので、ComNiftyからの乗り替えも良いのでは無いでしょうか。お薦めです。
2.Foreign_マクロを作る。
ComNiftyとTCPSerialによってTelnet接続するにはマクロを組む必要があります。
「Foreign_マクロ」は、普通のテキストファイルです。“Foreign_”ではじまる名前のファイルが、ComNifty本体と同じ場所に在ると、まず最初にこのファイルの中味を実行しようとします。
マクロは、ログイン時の手順を記述したものです。通常"SVC/SJIS"を送る手前の段階で実行されるようにしたいので「Foreign_」で始まるファイル名でマクロを作ります。その記述はこのようになります。
この記述はかなりシンプルなものなので、マクロが良く判るヒトはもっと柔軟に書き直してくれても良いです。
r2.nifty.ne.jpへアクセスする際のマクロ
* ==================================================
* telnetでComNifty!
* ==================================================
#login
s:AT*CPort 23^m
r:OK
c:ATDTr2.nifty.ne.jp^m
r:tion-ID --->
#logout
r:NO CARRIER
q:
hrt.nifty.ne.jpへアクセスする際のマクロ
* ==================================================
* HyperRoadでComNifty!
* ==================================================
#login
s:AT*CPort 23^m
r:OK
c:ATDThrt.nifty.ne.jp^m
r:tion-ID --->
#logout
r:CLR PAD
q:
マクロはシンプルテキストやYooEdit、JEDITなどの普通のエディタで作製、編集出来ます。いちいち書くのがめんどくさいという方の為にダウンロード形式で用意しました。
マクロをダウンロードする(Foreign Folder.sea.hqx)
マクロは自己解凍形式です。ダウンロードして出来たファイルは以下の二つです。Foreign_以下の名前は適当な名前に変更しても構いません。
Foreign_HyperHyperRoad専用Telnetマクロ
Foreign_telnet通常Telnet接続マクロとなります。BIGLOBEなどの@niftyではないプロバイダからインターネット接続している場合や、CATVでのインターネット接続している場合はこちらしか選択肢はありません。
マクロは、どちらか一つだけ使って下さい。それを、ComNiftyと同じフォルダに入れておきます。
3.FreePPPの設定
FreePPP接続は、r2.niftyserve.or.jp へアクセスする場合、通常のインターネットへ既に接続している方なら、今さら特別な設定は必要ありません。ただし、hrt.niftyserve.or.jpを利用する場合はこの限りではありません。HyperRoad/HyperRoad64へアクセスするよう設定変更する必要があります。以下の3-1からの説明に従って設定して下さい。
また、全ページにも書きましたが、ルーター等で接続している場合は、必要ありません。
3−1.TCP/IPの設定
TCP/IPの設定を行います。HyperRoadに接続するためには以下のように設定して下さい。
Connect viaは「FreePPP」
ネームサーバアドレスは上段に「202.219.63.254」、二段目に「202.219.63.253」と入力し、サーチドメインには「nifty.com」と入れます。(画像は昔のものなのでちょっと違ってます)
くわしくは@niftyのページをご覧下さい。
3−2.FreePPP設定(FreePPP Setup)の設定
FreePPP設定を開きます。「接続先」で「新規」接続先を登録します。PPP menuがインストールされていればメニューバーから以下の図のように呼び出せます。図では、このPPP menuも日本語化してあります。パッチで日本語化すると、文字化けしてしまうことがあります。これを改善するのに、いくつかのツールがあるので、それらを利用してください。

新規接続先で大事なのは「接続先」の設定です。
接続先名 :どんな名前でも良いです。分かりやすいものにして下さい。
ユーザー名:自分の@niftyのIDの前に「NIM-」を追加した形式になります。
パスワード:@niftyのパスワードそのままです。
電話番号設定は最寄りの@niftyのHyperRoad/HyperRoad64のアクセスポイントを指定します。ここでは四日市のHyperRoadの番号を入れています。オプションのほうは触りません。
4.ComNiftyの設定
冒頭にも書きましたが、既にComNiftyでオートパイロットしている方を対象にしているので細かい設定は割愛します。
ComNiftyの設定を若干変更するので、安全の為にdbファイルを複製したものを使って下さい。dbファイルとは、ComNiftyと同じフォルダの中にあります。これが設定を保存しています。
複製したdbファイルをダブルクリックしてComNiftyを起動します。dbファイルをダブルクリックすることで、そのdbファイルの設定でComNiftyが起動します。
設定変更はメニューバーから設定/モデム設定を選択します。
モデム設定で、SerialPortに「TCP#1」「TCP#2」等というものが現れていればTCP Serialが機能しています。ここではTCP#1を選びましょう(別にどちらでもよいですけど) ここでOKすると、すぐにPPP接続が始まると思います。ここで、エラーがでる場合は、まず、インターネットに接続してから上記のTCP#1を選んでみてください。 接続が完了したら、ComNiftyでオートパイロットを開始してみて下さい。接続が始まらない場合は、一度FreePPPで接続した状態でSerialPortの設定を行ってみて下さい。ComNiftyでは以下の図のように接続されていく事になります。
(上図のような感じで接続されていきます。変なゴミみたいな表示は無視して下さい。)
5.切断(重要)
ComNiftyは、オートパイロットが終了すれば@niftyを切断します。しかし、PPP接続ほほうは切れません。改めてPPP接続を閉じて下さい。こうしないとこちらのほうはずーっと接続されっぱなしになってしまいます!PPPの設定やニフティ側の設定で、いつまでも接続されぱなしになる事は無いと思いますが、最後の確認は行ってください。
注意点
この方式では、Foreignマクロが常に必要とされます。つまり、ComNiftyと同じ階層にこれがあると、通常のアクセスポイントから接続するdbファイルから起動した場合もこのマクロが動いてしまいます。
これを回避する為には、いちいちForeignマクロを移動するか、別のフォルダを用意し、ComNiftyの複製とマクロ、dbファイルを置いておきます。起動するときはそれぞれのdbファイルをダブルクリックしてComNiftyを起動するという事をして下さい。
利点
以前は9600bpsや14400bpsの速度でRoad2(2400bps)と同じ料金ということで課金対策に使われていました。現在は、@niftyの課金コース「オープンコース」にしている場合、時間は無制限となるためお得感があります。実際には、オープンコース+ニフティマネージャを使うのが一番速いのかもしれませんが、今までのComNifty環境を崩さずにTelnetオープン環境に移行したい人にはお勧めです。
ブラウザで普通にインターネットを楽しみながらComNiftyでのオートパイロットが可能になります。
海外や場所にとらわれず、インターネットに接続できる環境にあればどこからでも@niftyへのアクセスが可能です。
欠点
NIFTYのフォーラムライブラリからダウンロードができません。どうやらTCPSerialが対応してないようです。
しかし、NIFTYからダウンすると時間と課金がもったいないです。最近のインターネットプロバイダは定額制が多いです。インターネットから手に入れましょう。また、@niftyのHPから直接ライブラリを覗くこともできます。
Telnetによる接続は特別なセキュリティはかかっていません。ID、パスワードは普通に平文で送信されていますから、悪くするとパスワード盗用のおそれがあります。定期的にパスワードは変更して下さい。そうでなくても自衛手段として当然の処置ですが。
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